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日本代表&U-21日本代表メンバー発表 森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年11月7日 20時42分

 毎回、選手選考は難しいと思っている。一つの代表を決めるだけでも、今回もフィールド20人、GK3人ということで、もっと多くの候補の選手がいる中で絞って活動しないといけない。できればもっと多くの選手を呼んで活動できればという思いを持っているので、日本代表を目指している選手、日本代表の力になりたいと思っている選手を招集できないということは難しさを感じている。A代表と東京五輪世代の融合を図る意味で、A代表の選手は年齢的にU-21でなければ下にスライドすることはできないが、U-21東京五輪世代の選手をどうやってA代表のほうに引き上げて経験してもらうかというところは彼らの力も見つつ、どういう環境づくりをしたらいいかということは、兼任監督として、私だけでなくコーチも含めて、みんないろんな考えを持ちながら何がベストかということを考えてやっていく難しさはあると思う」

―初招集の2人に期待していることは。来年1月のアジアカップを見据えたうえで大事になるテーマは。
「A代表初招集の2人に関してだが、クラブで継続して出場している、特徴を発揮している選手かなと思っている。鈴木優磨に関しては今、ACLの決勝に臨むアジアのチャンピオンを目指す、力のあるチームの中で得点という結果も出しているし、前線の選手として存在感を発揮していると思って招集した。山中もマリノスで年間を通して継続して試合に出ているし、いいパフォーマンスを出しているということで招集した。パフォーマンスに波のある選手だとは思うが、特徴、スペシャルなものを持っている選手だと思う。特に攻撃的な部分で、左利きを生かしてのプレー、クロスや攻撃に絡むプレーが今回の代表招集につながった理由だ。このグループの中で彼らがどういう力を発揮してくれるかを見たいと思う。2人に関しては初招集だが、思い切りプレーして自分の個性を発揮してほしいと思う。

 アジアカップに向けてだが、初戦のベネズエラと2戦目のキルギスはまったく違う戦いになるかなと思っている。我々に対してどういう対策を取ってくるか分からないが、キルギスに関してはアジアカップを見据えたときにアジアでの戦いを想定できる試合になるかなと思う。まだしっかり分析しているわけではないが、まったく別の戦いをしていかないといけない。選手たちはこれまで非常にアグレッシブに、チームとしても個人としても自分の力を発揮して、いいトライをしてくれたと思っている。アジアの戦い方と、アジア以外の諸国と戦う戦い方は別々の戦いをしないといけないし、対応力を求められると思う。これまでどおり選手にはアグレッシブにプレーしてほしいが、相手を崩していくために、相手にまさっていくためにどういう戦い方をしたらいいかを学べる、アジアカップに向けていいシミュレーションになるキルギス戦だと思う」

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