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日本vsキルギス 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年11月21日 3時27分

─後半、攻撃の4人を代えた意図は。今日の先発組と途中から出た選手に力の差が表れたと思うが。
「力の差がどれだけあるかというのは置いておいて、途中出場の選手がさらに流れを良くする、試合を決める、試合を締めるという部分、あるいは試合を落ち着かせるとか、試合をさらに勢いづけるとか、そういう部分で途中出場の選手がチームを活性化してくれたことは、チームの戦い方としてベネズエラ戦から修正できたことだったと思う。これからの試合に向けても、途中出場の選手がしっかりと役割を果たすことをチームでやっていければと思う。選手起用の中で、全員が同じレベルの選手でないことはもちろんグループの中であり得ることだし、まだまだ経験が足りない選手、力の部分でまだまだ足りない選手に関しても、まだまだ伸びしろがある可能性がある選手ということで、これまでの結果とこれからの可能性という部分で招集している選手もいる。経験の浅い選手、今はまだ実力的には足りない部分がある選手も、こういう日本代表の試合経験を通してさらに伸びてくれると思うし、試合をして気づいてくれた部分も自チームに持ち帰ってもらって、レベルアップにつなげてもらうことが、のちのち日本代表のさらなる戦力、レベルアップにつながると思う。そこは力の差があるにしても、現段階では当たり前というか、普通のことかなと思う。経験の浅い選手たちと経験があるベテランの選手、実力差がある選手たちが同じピッチに立つことで、相乗効果が生まれ、両方の選手たちが成長し、融合すると思う。そういういう今チャレンジしていることは、これからもチャンスがあれば続けていきたいと思う」

─監督に就任して信じられないアクシデントもあったが、この半年間の強化の手応え、あるいはやり残したことは。
「本当に想定外のアクシデントがあった。まずは9月のキリンチャレンジカップのときに北海道で大地震があり、我々も被災した中で、我々を支えてくれる方がいて日本代表として活動できているということを経験できたことは非常に大きいと思う。北海道の皆さんも被災している中で、試合はできなかったが、ホテルで手厚くサポートしていただいて、支えてもらっている中で活動ができているということを強く感じさせてもらう経験ができたと思う。大阪では試合はできたが、台風21号で多くの方が被災した中で、日常生活が普段どおり戻っていない方がいる中で試合をさせてもらった。プレーする以外の部分で我々がしっかりとした活動をすることで、いろいろな方々に感謝のメッセージを送り続けなければならないという活動の意義というものを考えさせてくれることになったのは良かったと思う。想定外のことが起こる中で、直近の大分でも準備する時間が少ない中で試合をすることになったが、そこで選手たちが動揺することなく、与えられた環境と時間の中で落ち着いて、何ができるのか最善を尽くしてやってくれた。そういう与えられた環境の中で常にベストを尽くすことを選手、スタッフがやってくれたことはこれからも続けていきたいと思う。

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