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[清宮×外池]早稲田大優勝記念特別対談vol.4 監督に求められるセンス

ゲキサカ / 2018年12月3日 23時4分

外池 「僕もそれは1年1年が勝負だと思っています」

清宮 「だから今は頭に浮かんだことをどんどん行動、実行していけばいいんだ。何でもでも出来ると思ってやらないとね。監督は現場だけじゃなくて、外の空気も作っていかないといけないし。それにはセンスが必要だし、それが出来る人間が監督をやるべきだと今つくづく思うね」

<情報発信>

外池 「僕は今の学生たちにフィットさせていくことを常に考えながらやっています。例えば今は情報化社会でいろんなものが視覚化される。そこではどういう反応があるのかなというバランス感覚を作ることが大事なんです。例えば僕はツイッター(@tono_waseda)をしていて、フォロワーが今、学生を含めた3000人くらいになっている。ややもするとすぐにひとつの発言に対する捉え方によっては、コンプライアンスの問題に発展する可能性を秘めていますが、僕はそこにチャンスがあると捉えています。今年のア式のテーマの一つに情報発信があって、その裏側に危機管理も必要だよね、でも危機があるからやめようというのも違うよね、という話をしています。そういう意味でも監督として率先して情報発信することが必要だなと思ってやっています」

清宮 「自分がやったことを肯定するわけじゃないけど、監督時代に作った文化でも何代か経つとやらなくなっていったりするんだ。だから新しい切り口はどんどん必要だよね」

外池 「その意味でも大学サッカーの価値を上げていけることに繋げられればと思っています。実は僕は今、Jリーグで出れていない選手を大学で引き取ってもいいんじゃないかと思っているんです」

vol.5に続く――

●清宮克幸
1967年7月17日、大阪府大阪市出身の51歳。2001年に母校早稲田大ラグビー部の監督に就任。2年目の03年に13年ぶりの大学日本一に導く。その後、トップリーグのサントリー、現在指揮をとるヤマハ発動機でも監督として日本一に輝く。北海道日本ハムファイターズでプレーする清宮幸太郎は長男。

●外池大亮
1975年1月29日、神奈川県横浜市出身の43歳。早稲田大を卒業後、1997年に平塚(現湘南)に入団。その後、横浜FM、大宮、甲府、広島、山形、湘南と渡り歩き、2007年を最後に現役を引退。引退後は電通に就職。現在はスカパーに籍を置きながら、早稲田大ア式蹴球部の監督。

(構成 児玉幸洋)●第92回関東大学L特集

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