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軽量!フィット!日本発・日本人向けスパイクGAViC『マトゥー壱天』『マトゥー壱人』が登場

ゲキサカ / 2018年11月26日 18時0分

矢野 僕は気になりませんでした。でも、ちょっと引っ掛かりすぎるかなと言っていたスタッフもいました。ただ、実際にプレーしていると、この刃型スタッドの引っ掛かりにも慣れてきますし、逆にこのつま先の刃型スタッドの特長を理解して履いてもらった方が受け入れやすくなると思います。『マトゥー壱』シリーズのソールの先端にある2つの刃型スタッドの意味やコンセプトを理解してそれを意識してプレーすると、その刃型スタッドをよりうまく使えてプレーに活かすことができるようになるのではないかなと思います。

Kohei なるほど。アッパーだけではなく、アウトソールも細部まで作り込まれているのが分かりました。あとはインソール(中敷き)にハイパーノンスリップインソールが採用され、インソールにもPORONが採用されていますが、インソールの印象や感触はどうでしたか?

矢野 まずインソール表面のグリップ性は良すぎるぐらいすごく効きます。シューズの中で足が全然ズレないし、滑ることもありませんでした。サッカーに特化した滑り止めインソールという印象で、激しく動いても足が滑ったり、ズレたりしないので安心してプレーできると思います。『マトゥー壱』シリーズはアッパーもアウトソールも細部までこだわって開発しているので、インソールは普通の物を採用してコストを抑えるということもできたはずですが、そうしなかったガビックの心意気はすごいですし、インソールにも高クオリティーな物を採用することでこのスパイクの価値、完成度がさらに高まっています。衝撃吸収素材のPORONについては、人工芝グラウンドでのプレーだったので、かかと下のクッション性というのはそこまで強く伝わってきませんでしたが、固い土グラウンドでプレーする機会の多い中高生プレーヤーにとってはPORONがあることの安心感だったり、いいサポート機能になり得ると思います。軽量なスパイクなのに、かかと下のクッション性にもこだわっているのは毎日ハードにプレーする中高生のためを思っての機能性だと言えます。

Kohei 確かにアッパーやソールのみならずインソールにまでこだわって開発しているのは高ポイントですね。その他に何か気に入ったポイントなどはありますか?

矢野 いろいろありますよ。シュータンは柔らかな質感になっていながら、シュータンの中にクッション材も内蔵していることで足の甲へのフィーリングも良かったです。軽量なスパイクだと素足感を重視するあまり、薄くてペラペラのシュータンを採用しがちですが、『マトゥー壱』シリーズではシュータンにクッション材を内蔵することで足の保護性も考えられていて、相手に足を踏まれたり、ハードなプレーで足を削られたりしてもこのクッショニングシュータンが足を守ってくれるはずです。シューレースの位置がややアウト側に寄っているオフセンター構造になっていることも組み合わさり、蹴り心地の良さも感じられました。また、『マトゥー壱天』では前足部のカンガルーレザーに左右非対称のステッチを採用していることでインフロント側は柔らかなボールタッチやボールインパクト性を発揮しながらアウトフロント側は革の伸びを抑制することも追求していて、そういった細部まで徹底的にこだわった作り、構造になっています。開発側の意図がプレーヤーに伝わりやすくなっていて、すごく理解しやすいスパイクになっていると思いますし、そういった“分かりやすさ”はスパイクを選ぶ上で大事な要素になります。

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