1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

後半AT18分超え…原博実氏が審判のミス指摘「勘違いして長く取った」「ファウルをちゃんと取っていれば…」

ゲキサカ / 2018年11月28日 15時30分

大荒れの一戦となった

 24日に行われたJ1リーグ第33節清水エスパルス対ヴィッセル神戸における審判のジャッジをJ公式の動画企画「Jリーグジャッジ『リプレイ』」が取り上げ、Jリーグ副理事長の原博実氏は柿沼亨主審の判定について、「勘違いをして長く取っちゃった」「時間の管理にミスがあった」と見解を示した。

 Jリーグのレフェリングに関する疑問やルールを原氏、JFAトップレフェリーグループシニアマネジャー上川徹氏が徹底解説するコンテンツ。MCは平畠啓史。原則火曜に毎週1本を公開するが、今節分は水曜公開。「問い合わせがすごく多かった」(原氏)という今回は「なぜ後半アディショナルタイムは18分を超えたのか?」をテーマに解説が行われた。

 終盤に負傷者や退場者が続出したほか、両チームがエキサイトする場面もあり、アディショナルタイムは4分を大きく超える結果となった。柿沼主審の判定について、上川氏は勘違いを指摘して「4分から4分59秒の間にゲームを終えないといけない。明らかにレフリー側の対応に間違いがあった」と主張すれば、原氏も「勘違いをして長く(アディショナルタイムを)取っちゃった」と同調した。

「後半アディショナルタイム3分30秒のところで負傷をして、対応に4分ちょっとかかった。再開する時に、4分50秒停止した時間を追加しないといけないとレフリーが考えた。残り1分を追加すればいいものを、そこで停止した時間を追加しないといけないと考えて長くなったのではないかと」(上川氏)

 後半アディショナルタイム4分、MF河井陽介がDF橋本和との空中戦で頭部を負傷し、ピッチ上で4分以上の治療が行われた。「これはファウルだった。これを取ればよかったけど流しちゃった。周りがおかしいなと感じて3分36秒で止めたんですよ」(原氏)

 後半アディショナルタイム8分48秒にはMFルーカス・ポドルスキがボールに関係のないところでDF立田悠悟の胸付近に激突。立田はそのまま担架でピッチの外に運び出されており、原氏は「これもファウル。そのあとのファン・ソッコもファウル」とし、「コントロールがうまくできていない状況」と続けた。

 後半アディショナルタイムは12分を過ぎ、GK前川黛也がシュートをキャッチした場面で、「普通だったらここでGKが蹴ったら終わると思う」と原氏は指摘したが、試合終了の笛は吹かれなかった。「どう見ても長すぎて、神戸はなんでだろうと思って戦ってるんじゃないですかね」(原氏)。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください