後半ATに悲劇…磐田、13位から16位転落でプレーオフへ。王者川崎Fはリーグ最多得点&最少失点V
ゲキサカ / 2018年12月2日 6時37分
[12.1 J1第34節 川崎F2-1磐田 等々力]
J1リーグは1日、最終節を行い、等々力陸上競技場では優勝を決めている川崎フロンターレと13位ジュビロ磐田が対戦し、川崎Fが2-1で逆転勝利をおさめた。勝ち点41で5チームが並んだが、磐田が得失点差で下回り、J1参入プレーオフに回る16位に転落した。
川崎Fは前節のFC東京戦日(○2-0)と同じ11人が先発し、高校3年生のFW宮代大聖が初のベンチ入り。磐田は札幌戦(●0-2)から先発4人を変更し、負傷明けのFW川又堅碁、MF中村俊輔らがスタメンに復帰。古巣戦となったFW大久保嘉人は4-2-3-1のトップ下の位置に入った。[スタメン&布陣はコチラ]
前半9分、磐田は左サイドのMF上原力也からパスを受けた中村俊が中に切れ込むと、DF車屋紳太郎のスライディングで倒れ、PA手前の位置でFKを獲得。中村俊は左足で狙ったが、DF谷口彰悟がヘッドで跳ね返した。その直後に川崎Fはアクシデントに見舞われ、前半12分、パスを出した車屋が左足を痛め、ピッチに座り込む。担架で運び出され、前半13分にDF登里享平との交代を余儀なくされた。
磐田は前半19分、DF高橋祥平のロングフィードを川又が落とした流れから、こぼれ球に反応した大久保がフリーで右足シュート。決定的な場面だったが、MF田中碧が体をぶつけてブロックした。川崎Fは前半23分、MF中村憲剛の左CKをDF奈良竜樹がヘディングシュート。27分には中村憲のフィードで抜け出した登里が左足トラップからフィニッシュに持ち込んだ、惜しくも枠を外れた。
磐田は立て続けに決定機をつくる。前半32分にもMF山田大記がプレスをかけて奈良からボールを奪い、カウンターを発動。ドリブルで持ち上がった川又が決定的な左足シュートを放ったが、わずかにゴール右へ。磐田は前半42分にはPA左手前の位置でFKを獲得し、中村俊が左足を振り抜く。鋭く曲がったボールをニアサイドの高橋がバックヘッドで捉えたが、ゴールに向かったボールはGKチョン・ソンリョンが横っ飛びで好セーブした。
前半は磐田が奮闘してスコアレスで前半を折り返すと、後半立ち上がりは川崎Fが攻め込む。後半6分、MF守田英正のパスを受けたMF家長昭博がタメてスルーパスを通し、その外を走り込んだ中村憲がグラウンダーのラストパス。ファーサイドのMF長谷川竜也が決定的な左足シュートを放ったが、クロスバーを越えた。
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