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インハイ3位の強豪倒して選手権へ。伝統校・浦和南が選んだアディダス新COPAのニックネームは…?

ゲキサカ / 2018年12月14日 20時0分

17年ぶりの全国に臨む浦和南高の選手たちが新COPAの言語化にチャレンジ

 アディダスから、しなやかなボールタッチを求めるプレーヤー向けレザースパイク「COPA(コパ)」のフルモデルチェンジが発表された。カンガルーレザーとプライムニットを融合した「フュージョンスキン」はまさに新感覚の「柔らかさ」と「フィット感」を実現。冬の全国大会に挑む高校を巡り、その新感覚の言語化に部活生たちにチャレンジしてもらうことで新コパの秘密に迫っていく。第5回は、激戦区・埼玉県予選を突破して17年ぶりとなる選手権出場を果たした名門・浦和南高だ。

 埼玉の頂点に立って見た景色は特別なものだった。今年、埼玉2位として9年ぶりにインターハイに出場した浦和南は、選手権予選決勝でインターハイ全国3位の昌平高と対戦。Jクラブ内定選手を擁し、今年4度の対戦でいずれも敗れていた強敵に2-1で逆転勝ちして全国への扉を開いた。

 10番MF大坂悠力(3年)は「インターハイの時は第2代表で行って、選手権は1校しかいけないんですけれども、やっぱり一番の景色は違いました。テレビで見ている人とか、スタンドで見ている人も『最後は昌平が勝つだろう』とみんな思っていたと思うんですけれども、その思っていることをひっくり返すことができて嬉しいです」と胸を張る。

 相手にボールを握られながらもGK正野友稀(3年)やCB相馬海音(3年)を中心に粘り強く守り、後半はセカンドボールを拾って連続攻撃。繰り返し攻撃を続けて昌平の守りをこじ開けた。組織力の部分などで進化を遂げ、全国トップレベルの力を持つライバルを破ったことが彼らの自信になっていることは間違いない。だが、浦和南はその勝利で満足することなく、次の目標へ一歩を踏み出している。

 選手権初戦の対戦相手はインターハイ2回戦で敗れている東福岡高(福岡)。主将のMF鹿又耕作(3年)は「(昌平戦の)その時のサッカーをしても絶対に勝てないので、そこを越えていかないといけない。同じようにやっていたら絶対に東福岡には勝てないので、この1か月間でもレベルアップしていかないといけないと思っています」と力を込めた。強敵に雪辱し、目標に掲げる全国制覇を成し遂げるため、目の前の一日一日に本気で取り組み、さらに成長して選手権を迎える。

 その浦和南は12月1日、浦和レッズに招待され、J1最終節が行われた埼玉スタジアムの観衆から激励された。全国優勝3度の伝統校に対する期待の大きさを改めて実感した選手たち。NACK5スタジアム大宮で開催される東福岡戦へ向けて、大坂は「完全ホームなので赤く染めたいですね」と語り、鹿又は「(県大会優勝後)色々な人に『おめでとう』と言ってもらえて南高って改めて凄い高校なんだなと実感しています。中途半端なプレーはできない。インターハイのリベンジで東福岡に勝って全国制覇を目指したいです」と改めて誓っていた。

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