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PK戦10人目までもつれた死闘!プリンス関西王者・東海大仰星が粘る仙台ユースを振り切ってプレミア王手

ゲキサカ / 2018年12月15日 0時25分

試合後応援団の前で喜びを爆発させる東海大仰星の選手たち。GK可児史也(中央)はPK戦で活躍し喜びもひとしお

[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 東海大仰星高2-2(PK8-7)仙台ユース コカ広島ス]

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ1回戦は14日、コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアムにて2試合が行われ、第1試合はプリンスリーグ関西優勝の東海大仰星高(大阪)とプリンスリーグ東北3位のベガルタ仙台ユース(2位の青森山田高セカンドが出場できないため繰り上げ出場)が対戦。後半早々に東海大仰星が2点を奪うも、初のプレミア参入に執念を見せる仙台ユースが終盤追いつき、延長戦でも決着はつかず2-2のままPK戦へ。10人目までサドンデスとなる死闘だったが、最後は東海大仰星が8-7でPK戦を制し、2回戦へと駒を進めた。

 前半は互いに慎重に試合を進め、守備陣が手堅く集中して守る展開。やや東海大仰星が押し気味だったが、大きな決定機は無く前半は0-0で終了。しかし、後半早々大きく試合は動いた。

 後半2分、東海大仰星MF小路康平(3年)のクロスからFW矢野修大(3年)が相手のギャップに入り込んでシュートを決めて先制。さらに12分、MF中屋敷竜樹(3年)のCKからこぼれ球をファーサイドで拾ったDF仲本樹(3年)がゴールを決め、2点のリードを奪った。中務雅之監督が「描けていたイメージのゴール」と語り、仲本も「練習通りに良い感じで決められた」とセットプレーを得意とするチームらしい得点だった。

 2点のビハインドを負った仙台ユースは積極的に選手を入れ替えた。後半15分に投入されたMF佐藤唯斗(2年)がFWに入って前線におさまりどころを作れるようになると、仙台ユースも反撃を見せ始める。20分、MF粟野健翔(3年)が浮き球パスをFW清水一雅(2年)へ通すと、PA内で清水が東海大仰星の矢野に倒されてPKを獲得。仙台ユースはDF山下諒時(3年)がこのPKを決めて1点差とした。

 追いつきたい仙台ユースは後半41分、夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で3ゴールの大活躍を見せたスピードスターFW吉田騎(1年)を投入。すると、壱岐友輔監督のこの起用が見事に的中する。アディショナルタイム3分、GKとDFの連係ミスからボールを奪った仙台ユース粟野が吉田へパス。吉田が無人となったゴールにシュートを叩き込み、土壇場で2-2の同点に追いついて後半終了。延長戦も双方に決定機はあったが、ゴールを奪えずPK戦へ突入した。

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