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PK戦10人目までもつれた死闘!プリンス関西王者・東海大仰星が粘る仙台ユースを振り切ってプレミア王手

ゲキサカ / 2018年12月15日 0時25分

 PK戦は共に2人目が失敗し、5人終わって4-4でサドンデスに突入。8人目まで全員決めていたが、9人目は共に枠を外して7-7で迎えた10人目だった。仙台ユースMF工藤蒼生(3年)のPKをGK可児史也(3年)が右に弾いて止めた。後攻の東海大仰星は、DF瀬戸山翔(2年)が落ち着いて決め、8-7で激闘に終止符を打った。

 非常に苦しい試合を制した東海大仰星の中務監督は「Jリーグ下部組織相手で一人一人のクオリティが高い相手に局面局面でどう対応できるかの勝負でした。通用した部分も修正しなければならない部分もあります」としながらも「関西プリンスや大阪の選手権予選の厳しい試合の中で成長できました」と厳しい戦いの中での成長が勝利につながったと振り返った。

 途中交代となりPK戦はベンチで見守ったキャプテンのMF藤川直己(3年)は「Jユースはチーム力があるのでその中で自分たちがどう運動量や集団として上回れるか練習してきて、その成果を出せました。可児は試合中からビッグセーブがあったので、止めると思っていました」とPK戦の間も仲間を信頼していた。「一体感が自分たちのストロングです」と藤川が語る通り、厳しい展開でも一体感を見せ、プレミア参入がかかった16日の大宮アルディージャユース戦に臨む。

 仙台ユースは特に2失点後は質の高い攻撃を見せ、粘り強さも見せたが、4度目のプレーオフ挑戦もプレミア参入は失敗に終わった。PK戦ではポストに当たったボールが自分の背中に当たって入る不運もあったGK小畑裕馬(2年)は「2~3本は止められる場面がありましたが、止められなくて後悔しています。もうプレーオフ出場は来年で最後にして、再来年後輩たちをプレミアリーグでプレーさせたい」と来年へのリベンジを誓った。
   
(取材・文 小林健志)●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2018

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