J内定6人の筑波大、東北王者破って8強入り!! 駒澤大とのリベンジマッチへ
ゲキサカ / 2018年12月15日 18時51分
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]
第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦の8試合を各地で行った。柏の葉公園総合競技場での第1試合は筑波大(関東2)と仙台大(東北)が対戦。前半に3点を奪った筑波大が4-1で振り切り、駒澤大(関東4)との準々決勝に進んだ。
立ち上がりは互いに固さが見られたが、筑波大が先にスコアを動かした。前半13分、自陣での素早いボール回しから左サイドバックのDF加藤潤(3年=新潟明訓高)が縦に付け、MF三笘薫(3年=川崎U-18/2020年度に川崎F内定)がサイドを駆け上がる。深くえぐってクロスを送ると、ボールはDF石井幹人(4年=JFAアカデミー福島)に当たってネットを揺らし、オウンゴールで先制点が入った。
前半22分には、またも三笘が左サイドをドリブルで切り裂き、折り返しにFW小笠原佳祐(4年=東福岡高/熊本内定)が反応。一度はGK金子優希(4年=鹿島学園高)に阻まれたが、跳ね返りを押し込んだ。さらに同25分、セットプレー崩れからMF池谷祐輔(1年=川崎F U-18)がクロスを送ると、セカンドを拾ったMF渡邊陽(2年=浦和ユース)が豪快なボレーシュートを突き刺し、早くも3点リードとした。
対する仙台大は風下という地勢条件もあり、MF松尾佑介(3年=浦和ユース)が単独でのカウンターをしかけるくらいで精一杯。敗色濃厚となった前半30分、早くも最初の交代カードを使ってフォーメーションを3-3-2-2から4-4-2に変更したが、吉井秀邦監督も「もっと早く修正して、1点で止められていれば……」と悔やみきれない大差がついてしまった。
もっとも、後半は風上に立った仙台大が必死で盛り返す。FW本吉佑多(3年=仙台ユース)へのシンプルなロングボールも使いつつ、1.5列目からFW齋藤雄大(4年=桐生第一高)が果敢な飛び出しを披露。15分には、セットプレーのクイックリスタートからMF嵯峨理久(2年=青森山田高)が突破し、本吉がつないで松尾が狙ったが、強烈なシュートはGK阿部航斗(3年=新潟U-18)が防ぎ切った。
それでも後半23分、仙台大は右サイドを駆け上がった齋藤のクロスに嵯峨が反応し、スライディングシュートはミートしなかったが、力なく転がったボールがゴールマウスに吸い込まれて1点を返す。その後は仙台大が一方的な猛攻をしかける時間帯。途中出場のFW人見大地(2年=前橋育英高)もゴールに迫り、立て続けにビッグチャンスをつくった。
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