1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

槙野が語るロシアW杯秘話「俺たち6人が戦犯扱いされる怖さもあった」

ゲキサカ / 2018年12月22日 9時0分

―難局を任された6人の結束が目に浮かぶようです。
「6人じゃなくて、1人や2人だったら逆に難しかったかもしれません。同じ状況にいたそれだけの選手が同じピッチに立てたことは、ある意味、強い絆で結ばれることにつながったと思います」

―森保ジャパンになってから4か月が経ちました。ご自身の立ち位置は変わりましたか?
「ロシアW杯が終わって自分の立ち位置はガラッと変わりましたね。今まで長谷部(誠)さんや川島永嗣さんがやってきたような立ち位置に自分がなりつつあるのかなと思うし、自分が選手とスタッフの間に入ってできることもあるのではないかと思っています。そういう気持ちで代表チームの中で振る舞っているという感覚はあります」

―具体的にはどのような役どころですか?
「試合に出るにせよ出ないにせよ、練習や試合へのアプローチの仕方とか、これまでA代表に名前を連ねてきていない選手たちにA代表の価値観や緊張感を伝えていかなければいけない。それが僕を含めたベテラン組の仕事だと思っています。今はただチームを盛り上げるだけではない。ここはA代表という特別な場所なんだということを伝えていかなければいけないと考えています」

―1月にはアジアカップが控えています。槙野選手はザックジャパン時代の11年カタール大会にも招集されていましたが、事前合宿中の負傷で途中離脱となりました。
「そうなんですよね。前はケガで離脱しているので、今回が初めてなんですが、2回目とも言える。とにかく、自分の中では個人的にとても楽しみです。(アジアカップには)まだ1試合も出ていないのでこの大会にかける思いは強いですし、浦和レッズでAFCチャンピオンズリーグ優勝も経験していますから、アジアの戦いを熟知しているという自負もあります」

―来年のアジアカップはUAEが舞台です。浦和レッズで出場した昨年のクラブW杯のリベンジという気持ちもあるのではないですか?
「そうですね。クラブW杯で敗れたことも含めていろんな思いがありますが、とにかくこの舞台を自分の次のステップに生かしていかなければいけない。チームがしっかり勝つこと、タイトルを獲ることが一番だと思っていますし、そこに自分のエネルギーをしっかり注ぎ込むことが重要だと思っています」

―日本の未来にもつなげていきたいですか?
「今まで見ていると、このアジアカップを経ていろいろな選手が急成長している印象があります。今回は森保ジャパンのだれかがそういう選手にならなければいけない。僕としてはそれをサポートできればいいなと思っています」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください