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ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.3

ゲキサカ / 2018年12月28日 7時0分

安藤氏が注目するMF武田英寿(青森山田高

 ゲキサカでは12月30日に開幕する第97回全国高校サッカー選手権の注目選手を大特集。ユース年代を主に取材するライター陣に、恒例の「選手権注目の11傑」を紹介してもらいます。第3回は“ユース教授”ことサッカージャーナリストの安藤隆人氏による11名です。

安藤隆人氏「今年ももう終わろうとしています。前橋育英の劇的な初優勝から、もう1年が経とうとしています。この時期の恒例となった選手権11傑を早速選びたいと思います。今年も自分が監督になったつもりで、フォーメーションに当てはめて選んで行きます。括りは1、2年生のみで、フォーメーションは3-4-3です」

以下、安藤氏が注目する11名
GK中川真(徳島市立高2年)
「個人的にGKを選ぶ上での絶対条件は180cmオーバー。そして願わくば185cmオーバーであって欲しい。その中で中川は188cmの高さを持ち、ハイボールの強さに自信を持つことから選出した。セービング技術が高いが、まだフィールディングやポジショニングに課題がある。しかし、伸びシロは十分のGK」

DF高橋祐翔(米子北高2年)
「3バックの真ん中には高さがあって、フィードが上手い選手を置いておきたい。彼は188cmの高さがあって、しかも左利き。最終ラインから弾く力と、カウンターの起点になってもらいたい。カバーリング技術もあるだけに、かなり楽しみなDFリーダーだ」

DF丸山海大(東福岡高2年)
「180cmの高さと堅実性がある守備力を誇る。個人的には高橋を3バックの左に移して、彼を真ん中に置いても面白いと考えている。クレバーでチャレンジ&カバーも上手い、最終ラインのバランサーとなってくれるはずだ」

DF長江皓亮(矢板中央高2年)
「彼には弾く力に期待したい。対人に強く、ロングボールに対しても鋭く反応し、1対1にめっぽう強い。彼を3バックの右に置いて、高橋と丸山にバランスを支えてもらいながら、彼の前への強さを引き出すと、かなり面白い3バックになるだろう」

MF武田英寿(青森山田高2年)
「青森山田では2シャドーの一角を担っているが、ここではダブルボランチの一角として存在感を出してもらいたい。彼の良さは高性能な左足を持ち、ボックスtoボックスを動きながら、的確な判断に基づいたプレーが出来る。プレーメーカーとしての期待大」

MF藤井海和(流通経済大柏高1年)
「173cmと小柄だが、フィジカルレベルは高く、守備センスは抜群。危機察知能力とバネを持ち、カバーリングから空中戦まで幅広くこなせるルーキー。守備的ボランチとして武田の攻撃力を支える重要な役割を担うが、それをこなせるだけのフットボールインテリジェンスを持っている」

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