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~俺たち同級生~鈴木徳真×高橋光成 前橋育英選手権準V主将&甲子園V右腕、教室の机も隣同士だった…[前編]

ゲキサカ / 2019年1月7日 18時52分

■お互いの第一印象

高橋「前橋育英はスポーツ科が4クラスあって、2クラスが男子クラス。野球部、サッカー部、剣道部、自転車部、バスケ部がいたかな。それで俺たちはたまたま2年と3年のクラスが一緒。さらに名簿の順番通りに並んだらいつも席が隣だった。奇跡的だよね」

鈴木「第一印象なんて覚えてる?話すようになったのは一緒のクラスになってからだったと思うけど。でも俺らのクラス、今考えると凄いよな。隣の席に“クマコウ”がいた時もあった」

高橋「クマコウ。本当懐かしい」

鈴木「熊谷航っていうバスケの選手で、今、大東文化大でバスケをしていて。大学バスケの日本代表にも選ばれていて、キャプテンをやってるんだって。ちょっと前に会ったときにはプロに行けるかもみたいなことを言っていた。そのほかにも坂元達裕(東洋大→山形)、吉永大志(日大→福島)がいて。渡邊凌磨(新潟)はクラスが違ったけど、俺らの代は結構プロ選手になる印象だよね」

高橋「確かに。でも何で徳真は前橋育英だったの?栃木出身でしょ?俺は群馬出身でも有名じゃなかったけど、徳真はすでに名前が知れていたもんね」

鈴木「俺は高校に入ったときには、もう代表歴がついていたから、確かにそういう目で見られていたかもしれない。でももともとはサンフレッチェ広島のユースに行きたかったんだけど、それがダメだったからなんだ。サンフレッチェには中学校の時に憧れていた野口翼さんっていう先輩がいたのと、(当時の監督の)森山(佳郎)さんに教えてもらいたかったんだけど、ダメだったからすぐに切り替えて。サンフレッチェ以外のユースは考えていなかったから、練習参加をさせてもらって、育英に決めたという感じ」

高橋「へー、そんなことがあったんだ。知らなかった。でもどっちがよかったと思う?」

鈴木「今は行けなくて良かったのかなって思ってるけどね。育英とかマンモスチームじゃん。部員が170人とかいて。ユースになるとチームで18人くらいしかいないから、一人ひとりの競争率が高い。自分は高校に入るまでもクラブチームでやってきたから、そっちの方が合っていたのかなって思ってる」

■日本一

鈴木「高校時代を振り返ると、日本一を獲るために必死だったよな。野球部に先を越されて、サッカー部はこれだけ長くやっているのにって、めっちゃ圧かけられたもん」

高橋「自分は甲子園に出たくて育英に入ったんだけど、実際、学校としてはセンバツに一回出ただけだったし、普通の中学校からの進学で、15人くらいの推薦のうちの一人という選手だった。でも2年生の時に初めて出た夏の甲子園で優勝して。それまでは前橋育英と言えばサッカー部、今もあると思うけど、優勝したことで野球部もという風にちょっとはなったよね」

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