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[横山杯]選手権戦うAチームに追い風。駒澤大高が市立船橋をPK戦で振り切り、初優勝!

ゲキサカ / 2018年12月30日 7時12分

セカンドチームで参戦も、堂々の戦いで優勝を勝ち取った駒澤大高イレブン

[12.29 横山杯ファイナルゲーム 市立船橋高0-0(PK2-4)駒澤大高 若松運動場]

 駒大高が初V! 強豪校の新チームの1、2年生が「サッカータウン波崎」(茨城)で力を磨く「横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会」は29日午後、1st Division Topのファイナルゲーム(決勝)を実施した。決勝リーグ第1グループ1位の市立船橋高(千葉)と同第2グループ1位の駒澤大高(東京)が対戦。0-0で突入したPK戦の末、駒大高が4-2で勝ち、初優勝を飾った。

 PK戦5人目、3-2とリードした先攻・駒大高のMF松本悠佑(2年)が左足シュートを左隅に沈める。優勝が決まった瞬間、大会MVPに選出された松本とPK戦で1本を止めたGK三浦健太(2年)の下へ駒大イレブンが一斉にダッシュ。喜びを爆発させた。

 駒大高のメンバーは、選手権を控えた主力組の1、2年生とは別行動のセカンドチーム。それでも強豪校を連破して勝ち取った優勝に、江川高輔コーチも「個人としてはまだまだ足りない選手ばかり。でも、チームで補ってまとまり、団結力が良かったです。粘って、駒大らしさを少し表現できたと思います」と目を細めていた。

 市立船橋は体調不良の選手もいて、急遽別のカテゴリーのチームから数人を補った陣容。4-4-2システムのGKは細江彦太(1年)で4バックは右SB玉井崇大(2年)、CB阿部渓哉(2年)、CB野崎輝(2年)、左SB植松建斗(2年)。中盤はMF町田雄亮(2年)とMF佐久間賢飛(1年)のダブルボランチで右MF松本海槻(1年)、左MF鈴木唯人(2年)。2トップは伊藤涼也(2年)と金子凛(1年)がコンビを組んだ。

 一方、4-5-1システムの駒大高はGKが三浦でDFラインは右SB泉大樹(2年)、CB内田哲平(2年)、CB上田汰一(2年)、左SB吉田舜(2年)。中盤はMF林駿祐(2年)と松本のダブルボランチで右MF黒木弘也(2年)、左MF田口聖也(1年)、トップ下が原幸士朗(1年)。1トップは長谷川唯月(2年)が務めた。

 強風の中で行われた一戦は前半、風上に立った駒大高がロングボールとハイプレスで押し込もうとする。市立船橋はピンチこそ無かったものの、ボールを奪った後、相手に距離を詰められてしまい、攻撃を落ち着かせることができない。

 小柄な町田が球際の攻防を幾度も制し、佐久間が危機察知してインターセプト。前線では伊藤がボールをキープして時間を作っていたが、相手に合わせたサッカーになってしまっていた。波多秀吾コーチは「もう少し早くゲームを安定させたかったですね。(ビルドアップ時に相手のプレスを上回る)サポートができていなかった」とコメント。前半の終盤までは思うようなゲーム展開にすることができなかった。

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