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檀崎2発で逆転!“平成最後の選手権”は青森山田が制す!

ゲキサカ / 2019年1月24日 11時50分

青森山田高がMF檀崎竜孔の2ゴールによって逆転勝利(写真協力=高校サッカー年鑑)

[1.14 選手権決勝 青森山田高 3-1 流通経済大柏高 埼玉]

 平成最後の選手権は青森山田が制す! 第97回全国高校サッカー選手権は14日、埼玉スタジアム2002で決勝戦を行い、青森山田高(青森)が3-1で流通経済大柏高(千葉)に逆転勝ち。2年ぶり2回目の全国制覇を達成した。

 史上初めてプレミアリーグ勢同士のカードとなった決勝戦。4-5-1システムの青森山田はGK飯田雅浩主将(3年)、4バックは右SB橋本峻弥(3年)、CB二階堂正哉(3年)、U-19日本代表CB三國ケネディエブス(3年、福岡内定)、左SB豊島基矢(3年)。中盤は天笠泰輝(3年)と澤田貴史(3年)のダブルボランチでトップ下が武田英寿(2年)。右MFにはバスケス・バイロン(3年)、左MFにはU-18日本代表MF檀崎竜孔(3年、札幌内定)が入り、1トップは佐々木銀士(3年)が務めた。

 一方の流経大柏も4-5-1システム。GKは松原颯汰(1年)で4バックは右SB北島直樹(3年)、CB須永竜生(3年)、CB関川郁万(3年、鹿島内定)、左SB横田大樹(3年)。中盤は熊澤和希(3年)と藤井海和(1年)のダブルボランチでトップ下が八木滉史(2年)。右MFが西尾颯大(3年)、左MFが岡本竜(3年)、1トップは左部開斗主将(3年)が入った。

 流経大柏は左の岡本を活用するなど、サイドから攻撃。CKやロングスローの数を増やしたほか、自陣からのFKでもゴール前に人数をかけて先制点を奪いに行く。一方の青森山田は8分、右のバイロンの突破から3連続シュートを放つが、流経大柏DFが身体を投げ出して連続でストップする。

 青森山田は最前線の佐々木が健闘。そして、1タッチパスの冴える武田や存在感放つ天笠が多くボールに絡み、バイロン、檀崎の両翼がDFをかわしてチャンスやシュートシーンに繋げていた。

 だが、流経大柏が先制点を奪う。前半31分、連係で攻め上がった北島が右CKを獲得。これを八木が右足で入れると、相手のマークを完全に外した関川が豪快ヘッドでゴールに叩き込んだ。

 だが、セカンドボールの攻防で優位に立っていた青森山田が、同点に追いつく。40分、オフサイドギリギリで縦パスを引き出した佐々木が、右オープンスペースを独走。そのままゴール方向へ向けてドリブルすると、最後はGKを引きつけて出したパスを檀崎が左足でゴールへ押し込んだ。

 流経大柏は1-1で突入した後半開始から複数のポジションをチェンジ。熊澤を左へ出し、岡本をトップ下、八木をボランチに下げた。そして右SB北島と右SH西尾の配置を入れ替えて後半をスタート。八木が前線に絡んで前に出るなど、攻撃に厚みを持たせる。

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