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「大卒は即戦力」…浦和DF岩武克弥、“あの日”の悔しさは「プロの世界で晴らす」

ゲキサカ / 2019年1月16日 20時23分

浦和レッズDF岩武克弥

 プロサッカー選手としての第一歩を踏み出した。浦和レッズDF岩武克弥は加入記者会見を終えると、「改めてプロになったと、身が引き締まる思い」と表情を引き締めた。

 明治大学の4年間でサッカー選手としてだけでなく、一人の人間としても成長してきた実感がある。「体重も10キロくらい増えたし、大学でしっかりもまれた。あとは和泉(竜司)さん(現名古屋)や室谷(成)さん(現FC東京)など偉大な先輩を見れたことで、自分自身の成長につながった。サッカーだけでなく、人間的にも大きくなれたと思う」。

 大学4年生を迎えた昨年4月には、早々に浦和加入内定が発表された。チームは9月に行われた総理大臣杯を制し、関東大学リーグ後期第12節では最終的にリーグ王者となった早稲田大に6-1の圧勝を収めるなど順調な歩みを進め、この時期を「波に乗った時期」と語る。しかし、その後は思ったように勝ち星を伸ばせずにリーグ戦を5位で終え、大学最後の大会となるインカレを迎える。

 初戦となった2回戦の福岡大戦。序盤から相手を圧倒したが、どれだけ攻めようともゴールが生まれない。すると後半にカウンターから決勝点を奪われ、“夏の王者”は大会から姿を消すことに。試合終了のホイッスルが吹かれると、その場にしゃがみ込んだ岩武は涙を流した。

 当時を振り返る。「1年間、波のあるチームだった。最後に一番良かったときに持っていけなかったのは反省している。4年間やった明治大学で、ああいった形で初戦で負けたことで悔しい思いをした」。あれから1か月が経ったが、あの日の悔しさは忘れていない。そして、これからも忘れることはないだろう。だからこそ、「あのときの悔しさはプロの世界で晴らせればと思う」と力を込めた。

 明治大でプレーした昨季はチーム事情もあってCBで起用されていたが、中村修三ゼネラルマネジャーが「本来のポジションである右サイドでやってもらおうと思っている」と語ったように、右サイドでの起用が濃厚。「大卒は即戦力で取られていると思うので、しっかり結果を残せるように頑張りたい」とプロの世界に挑む。

(取材・文 折戸岳彦)
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