スピードスターが初のJ1の舞台へ…札幌FW岩崎悠人「ガンガン仕掛ける」
ゲキサカ / 2019年1月19日 19時0分
今季、プロ生活をスタートさせた京都を離れ、北海道コンサドーレ札幌に完全移籍したFW岩崎悠人。東京五輪世代の快足アタッカーが、移籍を決断した理由から新天地に賭ける思いを語った。
「チーム悠人」の話に感動
一番の決め手は心揺るがす言葉
――2年間過ごした京都から札幌に完全移籍することになりました。
「昨年の12月中旬に移籍を決断しました。三上(大勝GM)さんや竹林(京介強化部長)さんの話を聞いて、シンプルに感動したというのが正直なところです。本当に僕のことを考えてくれていて、東京五輪やA代表、海外移籍までを含めて僕の目標をサポートしてくれると話して下さり、それが僕の中で決め手になったと思います」
――どのような話に感動されたのでしょう。
「『チーム悠人』と言ってくれたことですね。現場や代理人の方を含めて、僕の目標をサポートしていきたいと言われ、僕が純粋にサッカーに打ち込める環境を整えてくれていると感じています」
――2年前、京都橘高から京都加入を決断したときも、当時、強化本部長を務めていた細川浩三さんの言葉に感動していたと言っていました。岩崎選手にとって、言葉は重要なのですね。
「僕の中では一番大事で、一番の決め手になるかもしれません。今回、移籍する際、条件だけを見たら正直、他にもいいクラブはありましたが、資料で説明されるのではなく、僕への思いを話してくれたことに素直に感動したので、お世話になろうと決めました」
――初めての移籍、初のJ1でのプレーになります。
「ステージが変わるので、あまりイメージがつきません。でも、杉ちゃん(湘南・杉岡大暉)がJ2からJ1に上がった経験があるので、いろいろな話を聞きましたし、五輪代表のドバイ遠征(18年11月)のときに三好(康児)くん(昨季札幌在籍。今季は横浜FMに期限付き移籍)や菅(大輝)ちゃんから話を聞いて、今は楽しみの方が大きいです。札幌には京都でお世話になった菅野(孝憲)さんもいるので、チームに馴染むのも問題ないと思っています」
――京都での2年間を振り返ってもらえますか。
「プロになりたての頃は、高校の時の勢いのままに行けるんじゃないかと思っていた。今、考えると軽い気持ちだったのかもしれません。全然うまくいかずにトゥーさん(田中マルクス闘莉王)からも色々と指摘されたし、18年シーズンは正直サッカーが嫌いになるくらい、辞めたくなるくらい苦しい時期もありました」
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