1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

U-20W杯まで4か月…湘南MF齊藤未月「あの試合で全員が感じた」“差”を埋める新シーズンへ

ゲキサカ / 2019年1月20日 12時6分

湘南ベルマーレMF齊藤未月

 昨年のU-19アジア選手権ではU-19日本代表のキャプテンとしてチームを統率した湘南ベルマーレMF齊藤未月。今年5月に開催されるU-20W杯の出場権獲得に貢献した。アジア王者に一歩届かなかった課題を持って、世界大会へ。U-20W杯まで残り4か月。激動の新シーズンが幕を開ける。

――U-19アジア選手権ではピッチ上でチームメイトに怒号を飛ばす場面もあって、キャプテンシーが光っていました。改めて、キャプテンとしてどんな意識を持っていましたか。
「代表チームには怒る選手、口調が悪くなったりする選手って意外と少ないイメージがあります。僕は元々、試合中にあまり良くないと思った選手には強く言ったりするタイプだし、いいか悪いかは別として、こういう年代では必要なことかなと感じました。

 僕自身も人に強く言うことで、自分のプレーに対する責任は強くなります。プレーでもチームメイトに『助けてほしい』と頼られるような選手にならないといけないなと感じていました。プレーも言葉もそうですし、行動でもしっかりとした立ち振る舞いをする必要があるというのは代表でも考えています」

――自身が出場しない試合ではチームメイトへの信頼を口にしていました。
「ピッチだけなんです、厳しいことを言うのは。ただ、チームにとって必要なことは言おうと思っています。言う必要がないと判断した時は言わないですし、考えさせたほうがいいと思った時は考えさせます。そこの区別は多少できています」

――影山監督のチームでボランチに求められる役割をどう捉えていますか。
「守備の部分ではしっかり潰して、リスクを管理するところ。ボールを奪い切って前に出ていく。そういうタイプの選手は多くはないので、そこは求められています。プラス、攻撃でもボランチが味方をコントロールする。今は時間帯が悪いから切ったほうがいいとか、しっかり後ろでつないだ方がいいとか。すべてのプレーの判断ですね」

――準決勝でサウジアラビアに敗れ、アジア王者の座は逃しました。あの試合で見えた課題をU-20W杯にどうつなげますか?
「サウジ戦は相手にずっと回されてしまって、誰もボールを奪うスイッチのようなものを入れられなかったのが一番の課題でした。僕たちはボールを持っている方が生きるチームなので、どれだけ早くボールを奪い切って、どれだけ速く攻撃できるかが大事になると思います。

 僕はサウジ戦に出場しなかったけど、ボールを奪い切ることがどれだけ大事かというのは、あの試合で全員が感じたと思う。僕はそこがストロングなので、10回相手が来たら10回ともボールを奪って、10回攻撃につなげるイメージでいます。どの相手に対してもそれを意識して、自分が世界でどれだけできるのか、日本がどれだけ勝っていけるかを証明したいです」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください