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トゥールーズ昌子源がデビュー戦で完封白星! 指揮官から紙で指示、口論仲裁も

ゲキサカ / 2019年1月20日 19時3分

DF昌子源がデビュー戦で白星飾る

[1.19 リーグアン第21節 ニーム0-1トゥールーズ]

 フランス・リーグアンは19日に第21節を行い、日本代表DF昌子源が所属するトゥールーズは敵地でニームと対戦し、1ー0で勝利した。4日に加入した昌子は初先発でリーグアンデビューを果たした。

 昌子の海外挑戦がスタートした。4日にトゥールーズに加入した昌子は先発入りを果たし、3バックの左で起用される。前半5分には相手の縦パスを素早くカット。そのまま味方にパスを出し、攻撃へとつなげていく。また積極的に周囲に声をかけ、ジェスチャーを交えてコミュニケーションを取っていった。

 前半28分、PA内で味方に当たったボールが昌子の体に当たり、ニームの選手がハンドを主張。敵地のスタジアムが騒然とするも、主審はハンドの判定を取らず。その主審の判定に抗議した相手指揮官が退席処分となった。

 前半30分過ぎにはベンチから昌子に指示が出る。しかし、その指示は声ではなくスタッフが書いた紙。昌子は指揮官から紙を受け取ると、注意深く目を通していった。

 するとトゥールーズが前半41分に先制する。右サイドのDFケルビン・アミアンがアーリークロスを上げ、最前線のFWヤヤ・サノゴがスライディングでワンタッチ。トゥールーズがスコアを動かし、1-0で前半を折り返した。

 後半29分にはアクシデント。サイド際でMFイッサイガ・シラが相手選手と交錯した際に口論に。異常に気づいた昌子はいち早く両者の間に割り込み、仲裁に入った。

 試合はそのままトゥールーズが1-0で勝利した。昌子は初戦という状況と、1対1の対峙が激しいリーグアンの戦いに不慣れな中でもフル出場で完封に貢献。新天地で好スタートを切った。
●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2018-19特集

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