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VARに泣きVARに笑った日本…堂安のPK弾でベトナム下し4強入り

ゲキサカ / 2019年1月25日 6時23分

後半12分にMF堂安律のPKで先制

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 アジアカップは24日、準々決勝を行い、日本代表はUAE・ドバイのアルマクトゥームスタジアムでベトナム代表と対戦し、1-0で競り勝った。前半24分、DF吉田麻也の得点がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の助言を受けて取り消されたが、後半12分、今度はVARにより獲得したPKをMF堂安律が沈めた。日本は28日の準決勝で中国対イランの勝者と対戦する。

 日本はFW武藤嘉紀が累積警告で出場停止のため、FW北川航也が1トップで2試合ぶりに先発した。それ以外は21日の決勝トーナメント1回戦・サウジアラビア戦(○1-0)と同じメンバーで、2列目は右から堂安、MF南野拓実、MF原口元気。ダブルボランチはMF柴崎岳とMF遠藤航のコンビで、4バックは右からDF酒井宏樹、DF冨安健洋、吉田、DF長友佑都と並び、GK権田修一がゴールを守った。[スタメン&布陣はコチラ]

 5バック気味に守備を固めるベトナムに対し、日本はボールポゼッションで上回るが、堅い守りをこじ開けられない。逆にベトナムは前半14分、カウンターから1トップのFWグエン・コン・フオンがフィニッシュまで持ち込むなど、狙いどおりの試合運び。攻めあぐねる日本は前半23分、柴崎の縦パスを北川がおさめ、ゴール前に走り込む原口へ。原口の折り返しがCKを獲得した。

 前半24分、柴崎の左CKがニアの密集地帯を抜けてきたところを吉田が押し込み、ゴールネットを揺らす。吉田はベンチに向かって走っていき、控え選手たちと歓喜の輪が広がったが、準々決勝から導入されたVARの助言を受け、主審がピッチ脇のモニターで映像を確認。ボールは吉田の右腕に当たって入っていたとして吉田のハンドを取り、ベトナムの直接FKで試合再開となった。

 幻の先制点となり、意気が上がったのはベトナム。サポーターの後押しも受け、前半27分にはグエン・コン・フオンが個人技でシュートまで持って行った。同37分、セカンドボールをつないで右クロスのこぼれ球をMFファン・バン・ドゥックが左足で狙うが、権田が横っ飛びでキャッチする。同38分には権田からパスを受けた吉田のトラップが大きくなり、ファン・バン・ドゥックがカット。MFグエン・クアン・ハイが左足でシュートを打ったが、至近距離で権田が弾き出すビッグセーブを見せた。

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