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[新人戦]2日続けて大番狂わせ!!神戸市リーグ所属の神戸星城がプリンス勢の神戸弘陵撃破し、初の兵庫4強へ!!

ゲキサカ / 2019年1月29日 20時21分

神戸星城高が初の兵庫準決勝へ

[1.27 兵庫県高校新人大会準々決勝 神戸弘陵高 1-1(PK2-4)神戸星城高 三田西陵高G]

 平成30年度兵庫県高校サッカー新人大会の準々決勝が27日に行われ、前年王者の神戸弘陵高と神戸星城高が対戦。両者譲らず、1-1でPK戦までもつれた一戦は神戸星城が4-2で勝利し、初の県大会ベスト4進出を手にした。
 
 兵庫県1部、2部リーグの下位リーグに当たる神戸市リーグに所属する神戸星城が、前日に行われた3回戦の報徳学園高(県1部リーグ)戦勝利に続き、プリンスリーグ関西に所属する神戸弘陵も撃破。2日続けて大番狂わせを起こした選手は試合後、喜びを爆発させた。

 勝利を掴んだものの、序盤から神戸弘陵と個の力の差は歴然だった。前半7分にCKからDF藤井龍馬(1年)にクロスバー直撃のヘディングシュートを許すなど、序盤から神戸弘陵に押し込まれる場面が続いたが、苦戦するのは想定内。柏木祐介監督はこう明かす。「うちは個々の能力がそんなに高くない。弘陵さんの方が上なので、最低限やるべきことはしっかりやろうぜと選手には伝えていた」。

 持てる力を振り絞った神戸星城の奮闘は目を見張るほどで、前半12分には神戸弘陵FW浜村玲(2年)にGKとの1対1を作られたが、GKの横を抜けて無人のゴールに転がったシュートを懸命に戻ったDF若尾迪人(2年)がスライディングでクリア。以降もGK上田翔大(1年)のガッツ溢れるセービングや、DF松本賢士(2年)ら守備陣が身体を張った守りを続けてピンチを凌いだ。それでも、35分にはPA手前でFKを与えると、神戸弘陵MF濱本直大(2年)のキックが壁に当たりながら、ゴールネットに吸い込まれ、1点ビハインドで前半を終えた。

 身を粉にして守備に奔走した前半の疲労もあり、後半は神戸星城の運動量が低下。6分には、神戸弘陵MF中村輝龍(1年)のスルーパスから浜村にゴール前を抜け出された。だが、懸命に戻ったDFがブロック。以降も、「自分が良いプレーするのはもちろんだけど、チームのためにやろうと全員で意識していた」(MF福西駿也、2年)選手たちは、最後の局面で身体を張り続け、2点目を与えない。

 後半25分には守備で奮闘を続けた神戸星城にもチャンスが訪れる。カウンターから相手エリア右でFKを獲得すると、ゴール前に入ったボールがPA内で混戦となり、相手のハンドを誘発。このチャンスをMF山本亮太(2年)が決めて同点に追いつくと、後半終了間際にはPK戦に備えて、GK川畑政(2年)を投入する。

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