ゲキサカ読者が選ぶインカレMVPは法政大FW上田綺世が受賞「もう一個上の自分に」
ゲキサカ / 2019年1月31日 20時35分
ゲキサカ読者が選ぶ第67回大学選手権(インカレ)のMVP「GEKISAKA AWARD 2018 WINTER 大学生部門」に優勝した法政大のFW上田綺世(2年=鹿島学園高)が選ばれた。初戦となった2回戦の新潟医福大戦で負った怪我により時間を限定した出場が続いたが、それでも抜群の存在感でチームを42年ぶりの優勝に導いた。
今回の企画は大会期間中に『ゲキサカアプリ』を使って実施。最も多くのクラップ(拍手=投票)を集めた選手を表彰するもので、上田にはゲキサカオリジナルトロフィーとキリンビバレッジ商品が授与された。
東京オリンピック世代のエースとして、次世代の日本代表のエースとしての期待がかかる上田。先日、成人式を終えたばかりの20歳の今の想いに迫った。
―インカレ優勝おめでとうございます。今回、ゲキサカユーザーが選ぶ大会MVP「GEKISAKA AWARD 2018 WINTER 大学生部門」に選出されました。
「ありがとうございます。去年悔しい思いをして、結果的には去年のリベンジが出来たので、いい大会だったのかなと思います」
―今大会も上田選手は初戦の新潟医福大戦で肩を負傷するアクシデントがありました。
「それも含めて自分の実力です。僕自身は全力を出したし、優勝に繋がったのは良かったと思っています」
―準々決勝からは30分間限定の出場となった。
「僕としては30分出してもらえる以上はそれまで出ていた選手とは違う部分を出さないといけないと思っていました。その上でどうチームに勢いをつけられるかだったと思っています」
―外から見ていても上田選手の存在感は流石だと感じました。
「評価されるのは嬉しいことですが、直接結果にかかわることが少なかったので、そこはもっと自分でチームを勝利に導けたらいいかなと思います」
■忙しい1年
―昨年は代表活動との両立で忙しい1年だった。
「でもあくまで僕は法政大学2年の上田綺世。ここで活躍するからこそ代表とかに呼んでもらえる。ここでの活動を大事にすることが一番必要なことだと思っています。ただ代表で得られる刺激はやっぱり特殊。プロを目指している人間としては、プロとサッカーが出来ることはすごく刺激になります」
―結果を残したことで自身への注目度の高まりを感じる?
「僕は結果を残したと思っていません。例えばアジア大会決勝で細かいことを言えば、ヘディングのあとにシュートチャンスがあったけど打てなかった。その悔しさが常に残っている。そのゴールを決めていたらもう一個上の自分になれていたかもしれない。そういう部分を考えると満足はしていません」
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