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日本vsカタール 試合前日の公式会見要旨

ゲキサカ / 2019年1月31日 18時48分

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
「監督も言ったとおり、ここまで6試合やってきて、短期間で6試合なので疲れもあると思うが、カタールのほうが中2日で、フィジカル的にはタフなものになっていると思う。そこに関して言い訳をするつもりはないし、ベストな状態で決勝に臨めるように準備している」

―優勝した8年前のチームと比べて今回の代表チームをどう思うか。
「9年前の(南アフリカ)W杯のあとに多くの選手が海を渡って欧州でプレーするようになった。前回優勝した大会から8年経って、スタメンの選手を見ても、移籍を含めてだが、全員が欧州でプレーするようになった。その精神的な成長は日本の財産になっている。イラン戦の前もそうだが、若い選手はイランのサポーターが多くてもアウェーの雰囲気を楽しんでいるように見えたし、僕自身、それは心強いと感じた」

―アジアカップ優勝はどんな意味があるか。
「ロシアW杯の前からずっと言い続けているが、W杯、アジアカップ、コパ・アメリカという1年が日本サッカーにとって大きなターニングポイント、大きな意味を成す時期だと思っている。ここで結果を出せるかどうかで人気もそうだが、成長も懸かっている。大きな責任を背負ってプレーしているし、日本代表として5度目のアジアカップを勝ち取りたい。監督の下、いいグループで戦ってこれている。1か月近く一緒にいるが、もっともっとプレーしたいと感じる仲間なので、このチームで勝ち取れれば、世代交代をしている日本代表にとっても新たな一歩になる。次のW杯で、前回のW杯で成し遂げることができなかった目標を達成する一歩になるのではないかと思っている」

―監督は継続力、対応力をキーワードにしているが、団結力も大事になるのでは。
「どんな仕事をするときも、いいグループであればあるほどいい結果を出せる。前回のW杯も8年前のアジアカップもいいグループ、いい雰囲気で仕事ができて、それはとても誇らしいこと。いい雰囲気だけで結果が出るわけではないが、日本代表の誇りと責任を背負って厳しくやるところは厳しくやっているし、そこは監督を含めてオンオフの切り替えをやっていただいているのかなと思う。イラン戦のあともみんなで外食をしたし、非常にいい雰囲気がチーム内に漂っているのかなと個人的には感じている」

―UAEとカタールの試合ではカタールを邪魔するような行為があった。決勝でもカタールは心理的なプレッシャーを感じるのではないか。
「(英語で)それはAFCがコントロールすべきことだと思うし、我々のコントロール外にある。我々がすべきことは自分たちにフォーカスすること。自分たちをコントロールするにはメンタルが重要で、特にアジアではそう。審判のジャッジも日本のスタイル、欧州のスタイルと異なるが、我々は大会を通して適応し、ここまでの6試合はうまくプレーできている。もし明日の試合が世界中に放送されるなら、僕はそうした愚かなことは見たくない。我々はアジアを代表しているし、『Bringing Asia Together』というハッシュタグの下でプレーしている。アジアのすべての選手が良いサッカーを見せることが重要だと思う。私は明日もフェアプレーでカタールと戦うことを楽しみにしている。(イラン戦のあと)何人かがホテルのエレベーターでイランのチームと会ったとき、彼らは試合の最後のことを謝ってきた。それがスポーツマンシップ、フェアプレーだと思う。明日も両チームが100%の努力をして、フェアプレーで戦うことを期待している。良い試合を世界中に見せたいし、それが日本だけでなく、アジアのサッカーにとって次のステップになると思う」

(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ

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