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「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜がイングランドで「考える」「試合を決める」力向上に挑戦中

ゲキサカ / 2019年2月1日 14時34分

プレミアリーグ選抜がイングランドで奮闘中だ

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手や、2年生の推薦選手を中心に構成されたプレミアリーグ選抜が現在、イングランド遠征を行っている。

 これは、日本サッカー協会とJFA Youth & Development Programmeオフィシャルパートナーである株式会社ナイキジャパンによる「NIKE NEXT HEROプロジェクト」の一環。世界で戦う次世代の選手育成を促進することを狙いとし、MF桂陸人(広島ユース3年)、CB河井哲太(G大阪ユース3年)、FW森海渡(柏U-18 3年)、FW齊藤聖七(清水ユース3年)、MF前田泰良(鹿島ユース 3年)ら高校年代最高峰のリーグ戦「プレミアリーグ」でプレーした選手たちに、「ナイキ ファントム キャンプ」(高校生の逸材発掘イベント)の優秀選手MF高木一史(JFAアカデミー福島U-18 2年)を加えた20名が、29日からイングランド代表の本拠地であるセント・ジョージズ・パークでトレーニングを実施している。

 現地時間31日午前には、FA(イングランドサッカー協会)のマーティン・ハリソンコーチ(アフィリエイト トゥーター/FAメンター/FAコミュニティーコーチ)の指導の下、室内のフルコートピッチで約2時間のトレーニング。室内でも零下4度という厳しい冷え込みの中で、選手たちは自分たちで「考えること」にフォーカスされたメニューを行った。

 トレーニング前には、イングランドの各カテゴリーの代表選手たちに強調され、またスカウティングの際の参考にもされているという4カラー、「テクニカル」「フィジカル」「メンタル」「ソーシャル/コミュニケーション」への意識付けから行われた。現イングランド代表のエースFWハリー・ケインのU-21代表時代などの映像から、ボールを失った後に追わない選手、逆に激しくボールを追い続ける選手、試合終盤でも落ち着いてボールを繋ぐ技術とメンタリティー、スタッフも含めてゴールを全員で喜ぶシーンなどをチェック。4コーナーの重要性を確認した選手たちは、それを意識しながら7対7対6や、9対9のポゼッションゲーム、そしてマーティンコーチから数人の選手、コーチにタスクを与えられての9対9のミニゲームを実施した。

 マーティンコーチは幾度もプレーを止め、プレミアリーグ選抜のコーチ陣、選手に繰り返し説明しながらの2時間。練習の意図について、マーティンコーチは「コーチに考えてもらうことがまず第一ですね。そして、選手に分かってもらいたかったことは、サッカーはフィジカルとテクニカルなことだけではないということです。頭を使って、メンタルの部分で考えて欲しかった。メンタリティーの部分について触れました」と説明していた。

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