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カーディフが劇的勝利も…サラの死を嘲笑う“飛行機ポーズ”、セインツサポ2名を逮捕

ゲキサカ / 2019年2月10日 12時22分

試合前にエミリアーノ・サラに対して黙祷が行われた

 サウサンプトンのサポーター2名が逮捕された。理由は、アルゼンチン人FWエミリアーノ・サラの死を嘲笑するようなジェスチャーを行ったからだという。英『BBC』が報じた。

 ナントで今季のリーグ・アンで19試合に出場し、12得点を記録したサラ。今冬にクラブ最高額でカーディフに移籍することが決まっていたが、1月21日にフランスからウェールズに向かう途中、搭乗した小型飛行機が消息不明となった。捜索は難航を極め、一度は打ち切られたものの、捜索再開後の今月3日にイギリス海峡の海底で小型飛行機の残骸を発見。その小型飛行機から見つかった遺体がサラのものであることが7日に発表された。

 失意のカーディフは9日、敵地でサウサンプトンと対戦。両チームの選手は黒い喪章を着け、試合前に黙祷も行われた。試合は、後半アディショナルタイム1分に追いつかれたカーディフが、同3分にFWケネト・ゾホレの劇的決勝ゴールによって2-1で勝った。

 報道によれば、スタンドで観戦したサウサンプトンサポーター2名がサラの死を嘲笑するような飛行機のジェスチャーを行ったとのこと。これを受けて、ハンプシャー警察が当該者を拘束して事情聴取したという。

 サウサンプトンは「そのような行動は、我々の試合にあってはならないこと。セント・メリーズでは許されないものだ。クラブはこの件に関わった人物に厳正に対処し、確認されたサポーターに処分を下す予定だ」と、声明を発表している。
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