千葉セットプレー2発も柏が追いつく…サドンデスPK戦のちばぎんカップは千葉が3年ぶり勝利!
ゲキサカ / 2019年2月17日 15時11分
[2.17 ちばぎんカップ 柏2-2(PK5-6)千葉 三協F柏]
第24回ちばぎんカップは17日、三協フロンテア柏スタジアムで行われ、柏レイソルとジェフユナイテッド千葉が対戦した。柏の降格で実現した9年ぶりのJ2対決。前後半90分間を2-2で終え、規定により行われたPK戦で千葉が6-5で勝利し、同大会3年ぶりの白星をおさめた。
柏は昨季のJ1リーグで17位に終わり、9年ぶりにJ2を戦う。2011年にJ1制覇へ導いたネルシーニョ監督が5年ぶりに復帰。DF染谷悠太(←京都)、、MFガブリエル(←フラメンゴ/期限付き移籍)、MFヒシャルジソン(←セアラー)の新加入3選手を先発起用し、福岡から復帰のDF古賀太陽も入った。
千葉は昨季J2で過去最低の14位。フアン・エスナイデル監督の就任3年目に臨む。新加入選手の先発はMF堀米勇輝(←甲府)とFWアラン・ピニェイロ(←東京V)の2人。新10番のFW船山貴之、MF熊谷アンドリューら中心選手が名を連ね、電撃加入のFW佐藤寿人はベンチからも外れた。[スタメンはコチラ]
立ち上がりは千葉が優勢。前半4分、A・ピニェイロが古賀からボールを奪い、ペナルティーエリア右を攻め込んで右CKを獲得すると、堀米が左足でインスイングのボールを蹴り込む。するとゴール前でパンチングを試みた柏GK中村航輔がファンブル。最後は敵陣にクリアしたが、危うくオウンゴールとなりかけた。
それでも先にスコアを動かしたのは柏。前半16分、中央に絞った右サイドバックDFゲリアの突破をMF小泉慶がストップすると、敵陣に持ち上がって左サイドに預ける。ここでボールを受けたのはMF瀬川祐輔。カットインからクロス気味のボールを蹴り込むと、ニアでDF増嶋竜也に当たってゴールに入った。
ところが千葉も前半19分、堀米の右CKにDFエベルトが頭で合わせて同点。その後もMF茶島雄介の仕掛けやFW船山貴之のポストプレーでチャンスをつくった。一方の柏は前半35分、ガブリエルのスルーパスに抜け出したクリスティアーノが決定機を迎えたが、PA外に飛び出したGK佐藤優也が阻んだ。
後半は柏ベンチが先に動いた。2列目の小泉に代わって193cmの大型FWオルンガを投入し、フォーメーションを4-3-3から4-4-2に変更。すると開始早々の後半1分、右サイドを突破したオルンガのシュートが左ポストを叩く。跳ね返りにはクリスティアーノが詰めたが、増嶋にかろうじてブロックされた。
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