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千葉セットプレー2発も柏が追いつく…サドンデスPK戦のちばぎんカップは千葉が3年ぶり勝利!

ゲキサカ / 2019年2月17日 15時11分

 それでも均衡を破ったのは千葉。後半10分、右CKをまたしても堀米が蹴り込むと、今度はA・ピニェイロのヘディングシュートでゴールを破り、逆転に成功した。さらに同14分、DF下平匠の浮き球スルーパスに反応したA・ピニェイロが左足でボレーシュートを狙い、クロスバー直撃の決定機をつくった。

 劣勢が続く柏は後半15分、DF高木利弥に代わって新加入のDF菊池大介(←浦和)をそのまま左サイドバックで投入。ところが千葉の優勢は変わらず。同18分、船山が獲得したFKを堀米がゴール前に送り、A・ピニェイロとエベルトが揃って飛び込み、セットプレーで柏ゴールを襲い続けた。

 柏は後半21分、ガブリエルに代わって新加入のFW村田和哉(←清水)を起用。千葉は同23分、A・ピニェイロに代わって新加入のFWクレーべ(←エストリル)を、同30分にはMF熊谷アンドリューに代わってMF小島秀仁を、同35分には船山に代わってDF新井一耀(←名古屋/期限付き移籍)を入れた。

 千葉は新井が右ストッパーに入り、増嶋が中央、エベルトが左ストッパーの3バックに変更。3-4-2-1の逃げ切り布陣をテストする。柏は後半38分、右サイドを切り裂いた村田がクロスを送ったが、カバーに入った新井が身を呈して阻止。同41分にはMF矢田旭に代わってMF佐藤勇人を起用した。

 控え選手を投入せずに最後の攻勢をかける柏は後半42分、土壇場で同点に追いついた。小池が右サイドをえぐり切り、グラウンダーでのクロスを佐藤がはじくと、こぼれ球をクリスティアーノが押し込んだ。しかし同44分、空中戦でPA外に飛び出した佐藤優と衝突したオルンガがプレー続行不可能となった。

 柏は後半アディショナルタイム、オルンガに代わってMF山崎亮平を投入。千葉は堀米を下げてMF為田大貴を入れた。その後は両チームともになかなかチャンスを作れない時間帯が続き、規定の90分間は2-2のまま終了。2014年以来、5年ぶりにPK戦で決着がつけられることになった。

 PK戦は5人目までが双方ともに成功し、サドンデスに持ち込まれると、先攻千葉6人目の小島は左に蹴り込んで成功したが、後攻柏の古賀のキックは佐藤優がストップ。2010年の初降格以来、10年目のJ2シーズンに臨む千葉が9年ぶりのJ2降格を喫した昇格候補筆頭の柏を下し、2016年以来3年ぶりのちばぎんカップ制覇を果たした。

(取材・文 竹内達也)
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