元ポルトガル代表MFナニ、3年契約でMLSのオーランド・シティ移籍

MFナニがMLS挑戦

　アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のオーランド・シティは18日、スポルティング・リスボンの元ポルトガル代表MFナニ(32)をフリーで獲得したことを発表した。契約期間は2022年までの3年間となっている。

　S・リスボンの下部組織出身のナニは2005年に18歳でトップチームに昇格し、2007年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。同クラブでは通算230試合で40得点を記録し、4度のプレミアリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に貢献。2014年にS・リスボンへ期限付き移籍で復帰すると、その後はフェネルバフチェ、バレンシア、ラツィオなどを経て2018年7月に再びS・リスボンに加入していた。また、ポルトガル代表では2006年9月にデビューを果たし、EURO2016を制するなど、通算112試合で23ゴールを挙げている。

　オーランド・シティは2015年シーズンからMLSのイースタン・カンファレンスに参入し、過去に元ブラジル代表MFのカカ氏などが在籍。3月2日にリーグが開幕し、ニューヨーク・シティと対戦する予定となっている。
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