ゲキサカ読者が選ぶ選手権MVPは尚志FW染野唯月!「大迫勇也選手のように、『半端ない』と言われたい」
ゲキサカ / 2019年2月20日 21時12分
ゲキサカ読者が選ぶ第97回全国高校サッカー選手権のMVP「GEKISAKA AWARD 2018 WINTER 高校生部門」に尚志高(福島)FW染野唯月(2年)が選ばれた。
染野は選手権で3回戦から3試合連続ゴール。計5得点を叩き出して大会得点王(他2人)を獲得した。特に準決勝で優勝校の青森山田高相手に“衝撃的な”ハットトリック。試合はPK戦の末に敗れたものの、この試合で彼は一躍知名度を上げた。
今回の企画は大会期間中に『ゲキサカアプリ』を使って実施。最も多くのクラップ(拍手=投票)を集めた選手を表彰するもので、染野にはゲキサカオリジナルトロフィーが授与された。
今年、プレミアリーグEASTを戦う尚志の主将、エースとしてだけでなく、U-18日本代表、日本高校選抜としても活躍が期待されている。すでにJ1トップクラブが獲得競争を繰り広げている逸材に、“あの3発”や、19年への覚悟について聞いた。
―今回、ゲキサカユーザーが選ぶ大会MVP「GEKISAKA AWARD 2018 WINTER 高校生部門」に選出されました。その感想を教えてください。
「こういった賞を頂いたのは、嬉しく思います」
―読者から選ばれたことで、また価値のあるものになっている。
「一つ一つやってきたことがこういうものに繋がったと思うので、本当に良かったと思います」
―選手権のプレーを振り返ってください。
「1、2回戦で点が獲れず、悩んでいた時間もあったんですけれども、3回戦(対前橋育英高)から得点という結果が出せたのは、少しずつですが、成長できたのかなと思っています」
―3回戦、準々決勝では連続ゴールを決めた。
「前橋育英戦からゴールを決めれるようになって、自分が点を獲ってチームを勝たせるという強い気持ちがそこから生まれたと思います」
―そして、“あの”準決勝。
「青森山田という強いチームから3点獲れたということは、自分の中で嬉しかったんですけれども、結果負けてしまったので、それは悔しくて悔いの残る試合でした」
―ただし、活躍に対する反響も凄かったと思うが?
「試合が終わってからもLINEとか友達から一言『お疲れ様』という連絡を多くもらいました。山田に対して3点獲れたのは本当に周りから『いいプレーだった』と、『尚志のサッカーに感動した』とか、そういう言葉をもらったので、自分たちは(福島の人たちを)勇気づけるというテーマも持ってやっていたので、それが少し実現できたのかなと思っています」
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