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鹿島OB中田浩二が語る今季注目の「ワクワクするプレーヤー」とは?

ゲキサカ / 2019年3月1日 12時35分

インタビューに応える中田浩二氏

 鹿島アントラーズはホームで迎えた今季開幕戦で昇格組の大分トリニータに敗戦。初白星がほしい鹿島は本日、金曜日開催の第2節に王者川崎フロンターレと激突する。鹿島OBでクラブのC.R.Oを務める中田浩二氏がDAZNインタビューに応じ、王座奪還へのポイントを語った。(取材日:2月20日)

—リーグ最多タイトルを誇る鹿島アントラーズ強さの秘訣は?
「このクラブはジーコが作ったというか、ジーコの考えのもと色々なものが落とし込まれたクラブです。それを一貫して継続しているからこそ、強さの秘訣というかずっと続けていくことが出来ている。ぶれずに同じ方向を向いて戦ってきた結果。今だけというよりも、ジーコの時から、また本田さんや秋田さんの時代もそうですし、そういう人たちがずっと継続してやってきたからかなと思いますね。

 ジーコがチームに落とし込んだことというのは常に勝利にこだわること。それは試合だけではなくて、試合に勝つために練習で何をするかということをずっと言われてきました。プロとして、常に練習で100%やる、それが試合で出るということもそうですし。自分がどうやりたいではなく、チームのために何ができるか、チームが勝つために何ができるかということをずっと教えてこられたと思います。それを僕らはグラウンドで先輩方が体現している姿を見てやってきましたし、それを下の世代に繋げていくということをやってきたからだと思いますね。」

—他のチームとの違いは?
「(国内では)他のチームに行っていないからわからないのですが。怪我するから練習で思いっきり行かないのではなくて、練習から試合以上の、時にはスライディングとかもありますし、試合以上の感覚、強度でやることを常に求められてきました。だから、(試合で)楽というとおかしいかもしれないけど、そういう風に感じることもありました。あとは、内容を求めることもあるじゃないですか。もちろん内容も大事だけど、勝つことのほうが大事であって内容が悪くても常に勝つことを求められてきたというのはありますね。」

—ご自身が現役時代に鹿島の強さが出た試合というのは?
「いっぱいありますけど、2009年に3連覇したときの最後の浦和戦なんかは1点とってから浦和のホームでずっと押されていましたけど、そこを全員で体を張って守り切って3連覇。そういうところですかね。体を張って守るところとかもそうだし、うまく時間を使いながらですとか、そういうアントラーズらしさが随所に出た試合だったと思います。
(2001年)ジュビロとチャンピオンシップをやったときも、1stレグ相手のアウェイで0-2の状況で鹿島は退場者も出して、そういう中でもやっぱり最低限引き分け、次につなげるために結果的に10人で2点取って2-2に追いついてホームの試合を迎えた試合ですとかも、勝負強さや粘り強さ、あきらめない、勝ちにこだわるところは随所に出たのかなと思いますね。」

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