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「優勝という形で恩返し」を。宮崎日大が人工芝G2面完成記念試合で長崎総科大附を撃破!

ゲキサカ / 2019年3月3日 20時45分

前半20分、決勝点を決めた宮崎日大高FW櫻田優樹(右)とFW川野寛登がハイタッチ

[3.3 交流試合 宮崎日大高 1-0 長崎総合科学大附高 宮崎日大第2G]

 宮崎日大が新人工芝グラウンドの完成記念試合で白星! 九州新人大会2年連続4位の宮崎日大高(宮崎)の第2グラウンド(宮崎市)が人工芝グラウンド2面に改装され、その完成記念式典が3日に行われた。式典後には宮崎日大高と選手権16強の長崎総合科学大附高(長崎)が、Blue Wave winter league九州・山口1部の試合を兼ねて交流試合を行い、宮崎日大が1-0で勝利。新グラウンドのオープニングマッチを白星で飾った。

 宮崎日大にとっては学校関係者やグラウンド費用をサポートしてくれている地元企業、保護者の前での“人工芝グラウンド完成記念試合”。全国でも数少ない人工芝サッカー場2面を得た選手たちは、落ち着いたパスワークや球際の攻防などその感謝を表現するかのような戦いを見せて強豪に勝利した。

 昨年11月の選手権予選直後に着工。2面のうち1面は1月下旬に完成し、選手たちは人工芝ピッチでの練習を重ねてきていた。宮崎日大の南光太監督は「このグラウンドで毎日やると変わりますね」と語っていたが、この1か月でパススピードが目に見えて変化。また、土のグラウンドの練習時にはあまり無かったというスライディングタックルをするシーンが人工芝グラウンドになって増えたという。

 公式戦では球際の一歩が勝負の明暗を分ける。土のグラウンドで怪我のリスクがあったこれまでは、練習でスライディングタックルをすることも、されることも少なかったため、試合の中でそのギリギリのプレーにアジャストしていた。だが、現在はスライディングする練習も採用して日常的に球際強化。この日もCB小野翔汰(2年)やMF矢野翔大(2年)がスライディングタックルを決めていたほか、相手のタックルをいなしてボールを繋ぐシーンも多かった印象だ。宮崎日大は早くも“人工芝効果”を発揮していた。

 雨上がりの重いピッチの中で行われた前半、宮崎日大は時間が経過するにつれて徐々にボール保持を高めていく。そして20分、非常に余裕のあるボールコントロールで相手DFとの1対1を制し続けていた大型FW川野寛登(2年)が、右ゴールライン際を個で突破。1人、2人とDFをかわしながらゴールエリアまで持ち込む。シュートを打ち切ることはできなかったものの、こぼれ球を拾った九州新人大会得点王のFW櫻田優樹(1年)が左足で先制ゴールをねじ込んだ。

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