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中学時代にコンビ組んだ「2つの才能」MF秋山、MF天笠が別々の3年間経て日本高校選抜の中盤で再共演!

ゲキサカ / 2019年3月27日 16時33分

 秋山は予備選考を除くと、今回が日本高校選抜初合流。新潟での成長に専念することもできたはずが、高校選抜の一員として世界と戦うと決めた。クラブから「プロの責任と自覚を持って活躍して欲しい」という後押しを受けてきたMFは、「あとは自分がやるだけなので、今は高校選抜に集中するだけという気持ちでいます」と覚悟を決めている。

 その秋山について、朝岡隆蔵監督(市立船橋高)は彼が加わったことでチームの質が高まったことを認める。そして「マジメですし、ノートの取り方もハンパないです。学ぶ姿勢もある」とその姿勢も称賛。本人はまだまだ納得していないが、賢くボールを受けて、さばき、ゴール前にも飛び出し、守備にも献身的な秋山はさらにプラスアルファをもたらしそうだ。

 秋山は前橋FC時代の恩師から「中学でやっていた仲間とまた一緒にサッカーすることは楽しいことだし、思い切りチャレンジして来い」とエールを受けてきたという。天笠、そして高校時代にライバルだった選手たちとのプレーを「やっていて楽しい」と素直に口にする。高校選抜の誰よりも分かりあえている天笠と互いに良さを引き出し合いながら、チームを勝たせるつもりだ。
 
 天笠は、以前から待望していた秋山とのプレーが実現。今後の活動へ向けて「結果が一番だと思うのでしっかり優勝したい。その中でも自分の特長がしっかり通用するかしないか分かる大会だと思う。この年代で世界を経験できるのは貴重な経験だと思うので遠慮せずにやっていく」と語り、秋山は「ドイツの大会(4月のデュッセルドルフ国際ユース大会)に行くからにはまずは優勝という結果を求めていく。朝岡監督が言っていたように、どの選手も何か一つでも自分のためのものとか、勉強になったものを一つでも多く持って帰ることができることができれば、これからのサッカー人生で成長できるはずなので、結果にこだわりながら成長ということを意識しながらやっていきたい」と力を込めた。

 2人は高校3年時など常に連絡を取り合ってきた仲だ。天笠は前橋育英の試合映像を見つけて見ていたという一方、秋山は選手権で自身の敗退後に準々決勝の会場にまで駆けつけて青森山田を応援。3年ぶりに同じチームで戦うことになった2つの才能が、それぞれの良さを発揮して日本高校選抜に白星をもたらし、成長のきっかけを掴んで活動を終える。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018
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