[ヤングサッカーフェスティバル]最後まで勝ちにこだわり劇的白星!1、2年生で構成の静岡県選抜が日本高校選抜撃破!
ゲキサカ / 2019年3月13日 1時46分
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 1-0 日本高校選抜 草薙陸]
静岡県ユース選抜が日本高校選抜撃破! 第34回静岡県ヤングサッカーフェスティバルが10日に行われ、U-18の部で静岡県ユース選抜と日本高校選抜が対戦。後半アディショナルタイムに10番FW三木直土(磐田U-18/2年)が決勝点を決め、静岡県ユース選抜が1-0で勝った。
高校1、2年生で構成された静岡県ユース選抜が、年上、同年代の選手権のヒーローたちを破った。ヤングサッカーフェスティバルへ向けてわずかな準備期間しかなかったが、日本高校選抜の試合映像を分析。相手の戦い方にハマるように、また個々の選手たちの良さが出るように3-4-3システムを組んだ。その静岡県ユース選抜は、ウイングのように高い位置に張ってくる相手のSBに川本梨誉(清水ユース/2年)と鈴木瑞生(清水ユース/2年)の両WBが蓋をしながら、攻撃時には五十嵐海斗(清水ユース/2年)や清田奈央弥(磐田U-18/2年)を中心にポゼッションして押し返す。
前半は右FW松村優太(静岡学園/2年)が圧倒的なスピードを発揮。スピードに乗ったドリブルで日本高校選抜の守りを切り裂き、幾度も会場を沸かせていた。日本高校選抜も左SB水野雄太(大津/3年)やMF鈴木唯人(市立船橋/2年)のスピードを活かした仕掛けや相手の逆を取る巧さを見せるMF秋山裕紀(前橋育英/3年)、MF武田英寿(青森山田/2年)を中心に攻め返す。
だが、静岡県は鋭いタックルで相手ボールを奪い取っていた阿部健人(静岡学園/2年)と牧野光佑(磐田U-18/2年)の両ストッパーが日本高校選抜の攻撃に対抗し、裏に抜けたボールは「自分の持ち味はカバーとか1対1のところなのでそこは高校選抜にも負けたくないと思っていたし、上手くやれたんじゃないかと思います。(チームとしても) みんなミーティング通りにプレスかけるとか、少ない時間で集まった中で組織として守れたし、意思の疎通とかできていたんじゃないかと思います」という西島隆斗(清水ユース/2年)が的確なカバーリングを見せるなど隙を見せない。
前半35分には川本のインターセプトから右サイドを縦に突いた松村のクロスをMF青島太一(清水ユース/2年)が決定的な右足シュート。さらに39分にショートカウンターから青島の放ったシュートが右ポストを叩く。公式記録上の前半のシュート数は4-0。GK杉本光希(磐田U-18)の安定した守りもあり、静岡県ユース選抜がより内容良く前半を終えた。
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