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日本vsボリビア 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年3月25日 21時34分

―コロンビア戦は森保監督が就任して初めて無得点に終わった試合だった。ボリビア戦に向けてどういった点を求め、どういったものを落とし込んだか。
「コロンビア戦は私がA代表の監督に就任して、初めて無得点で終わった試合だった。改善点で言えば無得点で終わったり、あるいは得点が入ったとしても、相手がスコアを上回ったら決定力が課題にあがってくる部分はある。やはりシュート16本を打っているし、そういうところでは選手のクオリティーを上げるところと、またシューターまでのパスコースを作って走る、オフザボールで走る選手の存在が必要だということ。シュートを打つ選手にもその状況が見えていて、かつ自分が打った方がいいと思った場合にはシュートを積極的に打ってほしいということ、そして確実に決めることは選手に言った。ただ、一番強調したのはボールに向かう姿勢。コロンビア戦でも選手は非常にアグレッシブにボールに向かうというプレーをしてくれたと思うし、なかなか中央は崩せなかったけど中央を崩す努力と、ミドルシュートで果敢に狙うところは大切にしていきたいところだと思う。選手にも1回のミスで悩むなら、2回目のチャンスを作ること、2回目がダメなら3回目のチャンスを作ること、そういった前向きなトライをしてほしいと伝えた」

―周りの状況が見えていれば積極的にシュートを打つべきという選手がコロンビア戦の試合後にもいたが、それは森保監督のコンセプトが浸透しているからなのか。
「コンセプトとして浸透しているかという点ではどこまで浸透しているかわからないが、シュートを打つことはまずは入りというか、チームの成長の部分ではまず必要なことだと思っている。シュートを打った選手は、確実に目をつぶってもシュートを打てる場所にいる選手には、極論だがそちらにパスしてより確実にゴールを決めてほしい。ただ、自分が決めるという意識は常に持ってほしいと言っている。自分が決める、チームの誰かが決めるというのは選手が考えてほしい。コンセプトに合っているかどうかはこれまでの映像で一緒に確認しているし、前回のコロンビア戦でも思い当たるシーンはお互い確認してやっている。良かったか悪かったかは結果論なので両方とも考えるようにしていきたい」

―森保監督のスタイルではトップ下の選手の動きがとても重要だと思うが、GKから繋ぐサッカーを求める森保監督はトップ下にどう言ったプレーを求めているか。
「トップ下の選手でも得点を奪うプレー、また得点に絡むプレーをしてほしい。我々はマイボールを大切に攻撃したいというコンセプトを選手にも言っているので、前線で起点になって、相手の嫌がるところでボールを持って、前線のチャンスにつなげてしてほしい。ただマイボールを大切にすると言っても、前の試合では速攻もできたし、ポゼッションだけできればいいという考えでは相手に止められてしまう。コロンビア戦では決めることはできなかったが、ボールを奪ってからの速い攻めができていたし、速攻も遅攻もできるというところをさらに上げていかないといけない。コロンビア戦では前半は相手のプレッシャーを外すことができたが、後半に入って相手が圧力をよりかけてきて、われわれは少し運動量が落ちてきたという中で、相手のプレッシャーを回避できなかったことでボールをロストして、守備をしなければならず疲労して、流れを失ってしまったところがあった。前半同様に攻撃も守備もインテンシティーをもっと長い時間保って、われわれが仕掛けるサッカーをしたいと思う」

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