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日本vsボリビア 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年3月25日 21時34分

―コロンビア戦では香川選手をトップ下、ポストプレーヤーではない南野選手を1トップに置いたが、その評価はどうか。またボリビア戦ではそのような新しい試みをしようと考えているか。
「まず南野を1トップにした部分では、大柄なポストプレーヤータイプではないが、地上戦でボールをグラウンダーでつなげる良い選手だと思っている。あの時間帯はなかなかボールがつなげなくなっていた。前半は(鈴木)武蔵がアバウトなボール、縦に速いボールを収めてくれる、そこでセカンドボールを拾える状態になっていたが、そこがなかなかできなくなった状況で、アバウトに前線に上げるのではなく、つないで流れを引き寄せるために間で受けることができる香川をトップ下に置いて、南野も足元で受けられるしサイドに流れることもできるので、そういった形にした。あとは将来を目指す中で、中島、南野、堂安に、これまで非常に多くの経験をしてきた香川が入ることによって、短い時間だったが共有できるイメージを持ってもらいたかった。試合をひっくり返してもらって、イメージを共有することが未来に生きていくと思って起用した」

―ボリビアは22日の韓国戦を見る限り、コロンビアとは大きく異なるサッカーだが、どういった戦いを目指しているが。
「私も韓国対ボリビアの試合は見たが、われわれの戦いにおいて参考になる試合だったと思っている。基本的にボリビアの戦術は南米の中で予選を勝ち抜き、ブラジルやアルゼンチンやコロンビアなど南米の強国にどうやって勝っていくかというところにある。しっかり守備を固めてカウンターアタックを仕掛けることが彼らのベース。韓国もビッグチャンスはあったが、ボリビアも試合終盤まで無失点を続けたところはそういった戦いに慣れているのだろうと思った。そこはチームとしてコンセプトとしてやり続けているところかなと思う。カウンターでは鋭い攻撃を仕掛けていたし、チームとしてのコンセプトは表現されていた試合だと思う。徹底することはなかなかできない。あれだけ韓国戦でも徹底しながら我慢しながら戦えるというのは強いチームだと思った。韓国戦じゃない試合も見たが、相手のほうが多少攻撃で手詰まりになったり、ディフェンスラインでパスを回している時、力関係的に攻撃に仕掛けられる展開の時には彼らは賢いので、ボールを握りながら仕掛けていくことも状況に応じてやっていた。韓国に負けているので、どういった戦いをしてくるのかも含め、アグレッシブに戦いながら、出方を上回っていく試合を臨機応変にしていきたい」

「いつもありがとうございます。試合前に非公開の練習で、キリンチャレンジ杯では皆さんにお見せしてもいいと思っているし、隠すつもりはないが、より選手に集中してトレーニングしてほしい思いがあるので、非公開にしていただきありがとうございます」

(取材・文 竹内達也)

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