新生・帝京長岡は最終ラインにも注目選手。快足SB吉田は静学のU-18代表FWを意識
ゲキサカ / 2019年3月26日 18時45分
今冬の全国高校選手権でベスト8へ進出した帝京長岡高(新潟)ではすでにMF谷内田哲平主将(新3年)が20年シーズンからの京都入り内定。他にもエースFW晴山岬(新3年)やU-17代表MF田中克幸(新3年)ら今年は特にアタッカー陣に注目選手の名が並ぶが、最終ラインで同様に高く評価されている選手がDF吉田晴稀(新3年)だ。
系列組織の長岡JY FCに所属していた中学2年時から、リーグ戦などで帝京長岡高の公式戦に出場していた才能。帝京長岡進学後は、「長岡で一番速い」とも言われるほどのスピード、1対1の強さをSBやボランチ、CBのポジションで発揮してきた。選手権では全4試合に先発出場。その吉田に今年の意気込みや将来の目標について聞いた。
―選手権はわずかな差で準々決勝敗退に。
「今年はまず、ベスト4に行って、そこから1位を取れるようにしたいです」
―準決勝、決勝に行くために足りなかったものは?
「1年間の公式戦で得点できなかったのが、2試合しかなくて、(敗れた尚志戦は)その2試合の一つになってしまった。決定力だったり、守備の我慢できる時間帯を増やさないといけないと思います」
―チームメートがプロ入りや代表入りしているが、刺激になっている?
「プロだったり、代表に行っている人がいるので、自分もプロになれるように。注目度は去年よりもあると思うので、アピールしていきたいと思っています」
―上に行くための自分の武器とは?
「スピードで縦への勝負をもっと増やして、守備での1対1は絶対に負けないように。あと、クロスの精度をもっと上げていかないといけないと思います」
―横浜FCユースとの練習試合で凄く評価されたと聞いたが?
「守備の面では今年の試合を色々やってきて、自信もついてきているんで、あとは攻撃面でクロスの質などをもっと上げていきたい」
―走れるところは違いを生み出せる武器。
「スピードは自分の一番の武器だと思っているので、攻撃面でも守備面でももっと活かしていきたいと思います」
―いよいよラスト1年。自分たちの代で日本一をという思いがある。
「自分もここに来たのは(中学時代に総監督の)谷口(哲朗)先生が『5年以内に日本一を取る』と言っているのを聞いたから。それで、ここに入学しようと決めたので、達成したいです」
―対戦した選手などで、意識している選手はいる?
「一番上手いと思ったのは静学の代表選手の(FW)松村(優太)選手。あの人の縦へのスピードだったりに対してボールを奪えなかったので、そこで奪えるようにならないと上には行けないと思っています」
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