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[プレミアリーグWEST]「インパクトを与えよう!」7年ぶりプレミア復帰の愛媛U-18が状況判断良く戦い、名古屋U-18に快勝!

ゲキサカ / 2019年4月8日 16時2分

前半13分、愛媛FC U-18FW{{上岡陸))が右足で先制ゴール

[4.6 プレミアリーグWEST第1節 名古屋U-18 0-2 愛媛U-18 ヤンマーフィー]
 
 7年ぶりプレミア復帰の愛媛U-18が白星発進! 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019WESTが6日に開幕。18年3位の名古屋グランパスU-18(愛知)と昇格組の愛媛FC U-18))(愛媛)との一戦は、愛媛が2-0で快勝。プレミアリーグ復帰初戦を白星で飾った。

 愛媛U-18にとっても、四国勢にとっても7年ぶりとなるプレミアリーグでの戦い。プレミアリーグでは結果の出ていない四国のチームでも、「できる」ことを自分たちは証明しなければならないと彼らは考えていた。

 その開幕戦直前のロッカールームで、青野大介))監督は選手たちへ向けて「インパクトを与えよう」とメッセージ。この言葉について、主将のDF{{谷岡昌(3年)は「グランパスは常連で、優勝候補ですし、ここに来ている誰もがグランパスが勝つと思っていたと思うので、そこで僕も含めて全員で『お客さんを驚かせてやろう』というのがあった。(監督のメッセージで)全員がポジティブな気持ちで入れた」と振り返っていたが、士気を上げてゲームに入った選手たちが、前評判の高かった名古屋に見事に土をつけた。

 愛媛は取り組んできた繋ぐサッカーと、状況に応じたサッカーの両面を発揮して白星を掴んだ。荒れたピッチでの試合となったこの日、ショートパスでも不規則にバウンドが変化していた。その中で愛媛は無理やりボールを繋ぐのではなく、前線に構える182cmFW{{藤原代知(3年)へのロングボールを効果的に活用。立ち上がり、ボールを繋いで攻める名古屋に押し込まれた愛媛だったが、その時間帯を凌ぐと、ロングボールから先制点を奪う。

 前半13分、MF阪井暖(2年)が相手DFラインとGKとの間にボールを入れると、俊足FW上岡陸(3年)がPA外側まで飛び出した相手GKと入れ替わる。愛媛にとって最初のビッグチャンス。これを上岡が右足でGK不在のゴールに叩き込んだ。

 このゴールによって明らかに落ち着いた愛媛は、丁寧にパスを繋ぐシーンを増やして名古屋に対抗。MF田邉光平(3年)やMF倍井謙(3年)をはじめ、個々の技術高い名古屋だが、ビルドアップや攻撃をスピードアップさせたところでミスが出てしまう。

 右サイドでDF1人を剥がしたSH石田凌太郎(3年)の突破からチャンスを迎えるシーンもあったが、DF谷岡昌(3年)を中心にDF武井邑馬(3年)、DF村中総一郎(3年)が並ぶ3バックを軸とした愛媛の堅い守備に苦戦。「フィジカルはないけれど、賢さがある」(青野監督)という愛媛DF陣が、プレシーズンに大学生と対戦してきた経験も力に名古屋の攻撃に対応し、セカンドボールの攻防戦でも上回って攻め返していた。

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