1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関東大会予選]先輩たちに続く躍進!都立国分寺が粘り強く勝ち切り、東京8強で「経験値」得る機会掴む!

ゲキサカ / 2019年4月14日 10時8分

前半27分、国分寺高は左SB寺川正太郎(18番)が決勝ゴール

[4.13 関東大会東京都予選2回戦 保善高 0-1 国分寺高 駒沢2]

 都立国分寺が東京8強入り! 2019年度関東高校サッカー大会東京都予選2回戦が13日に行われ、保善高対国分寺高戦は都立勢の国分寺が1-0で勝利。国分寺は20日の準々決勝で関東一高と戦う。

 国分寺は昨年度の選手権東京都Aブロック予選で17年ぶりとなるベスト4進出。東京Bブロック予選を含めてベスト4に食い込んだ8校のうち、都立勢は国分寺だけだ。先輩たちは素晴らしい成績を残した世代だった。

 今回の関東大会予選は31校が参加。新人戦で出場権を獲得したチームもある中、国分寺は先輩たちが獲得したシード権によって出場している。それだけにMF村木岳琉主将(3年)は「あれだけ結果を出してくれて、そのお蔭でこの関東予選も出れている。一個上のお陰で出れただけじゃ……。ここで結果を残さないといけないと個人的には思っていました」と語っていたが、先輩たちの姿を見て意識を高めてきた国分寺が今年も東京のトーナメント戦で上位に食い込んでいる。

 初戦は粘り強い守備からのカウンターで大森学園高に4-0で快勝。この日も相手を圧倒して勝利した試合ではない。リーグ戦で快勝している保善との再戦だったが、彼らは80分間気を緩めることなく戦い抜いた。

 序盤からシンプルに相手の攻撃を跳ね返し、村木らがセカンドボールを回収。そして前半27分にFW鈴木元貴(3年)の強烈なシュートから、こぼれ球を拾って右サイドを崩し、最後は鈴木の折り返しをゴール前まで駆け上がっていた左SB寺川正太郎(3年)が左足でゴールに叩き込んだ。

 大きな先制点。だが、直後に昨年から出場しているFW小林尚史(3年)が負傷のために交代するアクシデント。カウンター攻撃の起点となるエースを欠いて長い時間を戦うことになった。村木のミドルシュートやMF村山央太郎(3年)のスルーパスで抜け出したMF鮫島大希(3年)の決定的な一撃などを保善ゴールに浴びせたものの、相手GK永井勇吾(3年)の好守に阻まれて2点目を奪うことができない。

 保善は永井やCB黒岩蓮(3年)らが後方を支え、キープ力の高い10番MF近藤優名(3年)を中心に反撃。試合終盤にかけてセットプレーの数を増やし、国分寺にプレッシャーを掛け続けた。終了間際には右サイド後方のFKにMF佐々木春人(3年)らが決定的な形で飛び込むシーンもあった。それでも、国分寺はCB寺内大和(3年)やCB梅田悠平(3年)、GK大磯慶一郎(3年)を中心に全員で1点を死守して勝ち切った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください