終了間際にバイロン追撃ゴールも…相手ボール、セカンド奪えず苦戦の日本高校選抜はブレーメンに敗れる
ゲキサカ / 2019年4月20日 22時51分
[4.20 デュッセルドルフ国際ユース大会 日本高校選抜 1-3 ブレーメン]
日本高校選抜が初黒星――。欧州遠征中の日本高校選抜は20日、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)予選リーグ第2戦でブレーメン(ドイツ)と対戦。0-3からFWバスケス・バイロン(青森山田高→いわきFC)のゴールで1点を返したが、1-3で敗れた。予選リーグ1勝1敗の日本高校選抜は、同日行われる予選リーグ第3戦でフランクフルト(ドイツ)と対戦する。
日本高校選抜は18日の開幕戦(対ボルシアMG)をFW染野唯月(尚志高3年)の直接FKとFW宮崎純真(山梨学院高→甲府)の決勝ゴールによって2-1で勝利。第1戦から染野と右SB白井陽貴(矢板中央高→法政大)が先発を外れ、左SB水野雄太(大津高→早稲田大)とFW武田英寿(青森山田高3年)が初先発した。
4-3-3システムのGKは飯田雅浩(青森山田高→国士舘大)、4バックは右松尾勇佑(市立船橋高→関西大)、CB西田翔央(東福岡高→早稲田大)、CB豊島基矢(青森山田高→順天堂大)、左SB水野。中盤は1ボランチに岡井駿典(市立船橋高→中央大)が入り、オフェンシブの位置に天笠泰輝(青森山田高→関西大)と秋山裕紀(前橋育英高→新潟)。3トップは2シャドーに宮崎と武田、CFはバイロンが務めた。
前半は日本高校選抜のペースだった。初先発の水野がドリブルで1度2度と左サイドをドリブル突破。8分にはペナルティーアーク付近でバイロンが獲得したFKを武田がグラウンダーの左足シュートで狙う。
日本高校選抜はbボールを細かく繋いでワイドのオープンスペースを活用し、水野、松尾の両SBが果敢な仕掛け。攻撃で主導権を握っていた日本高校選抜は、前半半ばまでにブレーメンに3枚のイエローカードを受けさせていた。
だが、ゴール前まで持ち込みながらもシュートを打たずにパスを選択するシーンの連続。朝岡隆蔵監督(前市立船橋高)からも「最後のところが緩すぎる!」と言う声が上がっていた。ブレーメンのビルドアップに対し、選手同士の距離感悪く間延びしてしまっていた日本高校選抜は奪いきれずにズルズルと後退。加えて、フィフティーボールでことごとく拾われると、25分ハーフの前半終了間際に連続失点してしまう。
20分、自陣エンドライン付近で水野が1対1から前に入られてシュートを打たれると、GK飯田が弾いたボールを押し込まれて失点。直後に秋山の左CKから走り込んだ岡井の決定的なヘッドが枠を外れると、23分に相手の左ロングスローをクリアできずに頭で決められてしまった。
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