日本高校選抜は初の連覇成らず、MF天笠の左足弾で同点に追いつくもグループ3位で5位決定戦へ
ゲキサカ / 2019年4月22日 16時13分
[4.21 デュッセルドルフ国際ユース大会 日本高校選抜 1-1 ブラガ]
日本高校選抜は5位決定戦へ――。第57回デュッセルドルフ国際ユース大会は21日、予選リーグ最終戦を行い、日本高校選抜はブラガ(ポルトガル)と対戦。1-1で引き分けた。1勝2分1敗の日本高校選抜はグループ1で3位。準決勝進出を逃し、5位決定戦でエバートン(イングランド)と対戦することが決まった。
日本高校選抜にとって初となるデュッセルドルフ国際ユース大会2連覇は成らなかった。準決勝進出のために勝ち点3が欲しかった予選リーグ最終戦。日本高校選抜は第3戦から先発2人を入れ替えた。今大会初出場となる右SB後藤裕二(矢板中央高→順天堂大)を先発に抜擢。MF鈴木唯人(市立船橋高3年)も初先発させた。
4-3-3システムのGKが飯田雅浩(青森山田高→国士舘大)で4バックは右SB後藤、CB西田翔央(東福岡高→早稲田大)、CB豊島基矢(青森山田高→順天堂大)、左SB松尾勇佑(市立船橋高→関西大)。中盤は不動の岡井駿典(市立船橋高→中央大)、天笠泰輝(青森山田高→関西大)、秋山裕紀(前橋育英高→新潟)のトリオで、3トップはCF バスケス・バイロン(青森山田高→いわきFC)、シャドーの位置に宮崎純真(山梨学院高→甲府)と鈴木が入った。
試合開始時の日本高校選抜の順位は、勝ち点4で並ぶフランクフルト(ドイツ)と得失点1差の3位。2時間後に予選リーグ最終戦を残すフランクフルトにプレッシャーをかけたかったが、立ち上がり6分にスローインからクロスを上げられて失点してしまう。
出鼻をくじかれた格好となった日本高校選抜だが、慌てずに逆転を目指す。天笠と秋山、そして岡井が運動量多くボールに絡んでパスを繋ぐと9分、秋山が左サイドの松尾へ展開。今大会、切れのある動きを続けている松尾がカットインから放った右足シュートが右ポストをかすめた。
ビルドアップの途中でミスが出て奪われるシーンもあった日本高校選抜だが、守備面ではCKから迎えたピンチをGK飯田の好セーブで凌ぎ、「出たら自分の長所の対人で負けない部分は出して、チームに貢献できたらなというのはあったので、そういうところでは守備の1対1はかなりできたかなと思います」と語る初先発・後藤が右サイドで対人の強さを発揮する。味方のミスを西田や豊島、岡井中心に全員でカバーして1点差のまま試合を進めた日本高校選抜は、後半6分に同点に追いついた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
前橋育英が「第1回神栖ワールドユースフットボール」でマドリード選抜に3-0快勝。3バック挑戦、新戦力のDF鈴木陽らも奮闘
ゲキサカ / 2024年7月14日 20時37分
-
【JFL第16節】大黒将志HC不在の枚方が土壇場で3連敗回避…青森は村上弘有弾1発で5位浮上、カズ再デビューの鈴鹿は敗れる
超ワールドサッカー / 2024年7月14日 17時20分
-
【欧州選手権】イングランド 2大会連続の4強進出!死闘PK戦5人全員成功でスイス快進撃止めた
スポニチアネックス / 2024年7月7日 3時43分
-
「まず守備から」の尚志が市立船橋を4-1撃破。“好循環”の連勝で地元開催のインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月6日 22時59分
-
J1昇格1年目の町田が首位ターン濃厚!! 福岡との“支配率最小”対決に0-0ドローも2位鹿島を得失点でも大幅リード
ゲキサカ / 2024年6月22日 17時6分
ランキング
-
1オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然【体操女子・宮田笙子 飲酒喫煙でパリ五輪辞退の波紋】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分
-
2【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
-
3MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
4スペイン1部セビージャ、日本での親善試合が中止に
スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時33分
-
5吉田正尚が大谷翔平&山本由伸と再会「すごくいい雰囲気だな」 後半戦初戦9回に1安打
スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時31分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください