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[関東大会予選]桐光学園が4発4強入り、JやU-20代表で経験積むエースに負けない成長期す :神奈川

ゲキサカ / 2019年5月21日 19時37分

後半24分、FWラナイメアー祈安のゴールを喜ぶ桐光学園高イレブン

[4.30 関東大会神奈川県予選準々決勝 桐光学園高 4-0 川崎市立橘高 横須賀リーフ]

 最注目FWに負けない進化を――。2019年度関東高校サッカー大会神奈川県予選準々決勝が30日に行われ、桐光学園高がU-20日本代表FW西川潤主将(3年)の先制ゴールなどによって川崎市立橘高に4-0で快勝した。桐光学園は5月5日の準決勝で、関東大会出場を懸けて湘南工科大附高と対戦する。

 4月14日に行われた県1部リーグでの対戦は2-2でドロー。だが、当時不在の西川を加えた桐光学園が、今回は快勝を収めた。この日はFW佐々木ムライヨセフ(3年)やCB奈良坂巧(2年)といった主力組を欠いていたものの、桐光学園は個々の技術力の高さや要所でゴールを守り切る部分で相手との差を作り出した。

 すでにC大阪でJ1やルヴァン杯デビューを果たし、スルーパスによるアシストも魅せている西川は、ボールが入ると厳しいチェックでファウルを受けるようなシーンの連続。そのため、少ないタッチでボールを散らしながら、チャンスと見るやゴール前での崩しにかかわり、決定的なパスやシュートを放っていた。前半、市立橘は押し込まれる展開にこそなっていたものの、守備範囲の広いGK田中頼樹(3年)の好守もあって均衡を維持する。

 市立橘は攻撃面でも良い形でのインターセプトからシュートシーンを作り出す。30分にはFW中村大輝(2年)が左サイドでDFをかわして独走。そして、ファーサイドで中村からのラストパスを受けた10番MF白鳥颯太(3年)が右足を振り抜く。33分にもFW生方真羽(3年)が左中間から強引に縦へ割って入り、その折り返しをMF安部粋(3年)が右足で狙った。市立橘は個やグループで相手のマークを外して仕掛ける巧さも見せていたが、桐光学園はGK桃井玲(2年)の好セーブなどで得点を許さない。

 すると、37分に桐光学園がスコアを動かす。左サイドから仕掛けたMF神田洸樹(3年)のクロスが相手選手のハンドを誘い、PK。これを西川が左足で左隅に沈めて先制した。桐光学園は後半、サイドからの崩しでチャンスを連発。MF中村洸太(3年)が運動量多く相手との距離を詰めるなど攻守で貢献し、「(県リーグでの対戦で)セットプレーで2失点していて、去年のCB越えるんだったらセットプレーで失点をなくさなければいけないので、声かけてゼロで終わるんだと話していました」というCB安久レオナルド高貴(3年)を中心としたDF陣も後半は安定感を増した。

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