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[関東大会予選]5発逆転の國學院久我山が堂々の東京制覇!夏、秋も「東京のチャンピオンに相応しいチームに」

ゲキサカ / 2019年5月22日 21時32分

「美しく勝て」の國學院久我山高が東京タイトル奪還

[5.6 関東大会東京都予選決勝 國學院久我山高 5-1 東久留米総合高 赤羽スポーツの森公園競技場]

 國學院久我山が東京タイトル奪還! 2019年度関東高校サッカー大会東京都予選決勝が6日に行われ、國學院久我山高が後半の5ゴールによって都立東久留米総合高に5-1で逆転勝ち。2000年度以来19年ぶり(プリンスリーグ関東所属のため、関東大会予選不参加の年あり)となる優勝を果たした。決勝戦を戦った両校は6月に茨城県で開催される関東大会に出場する。

 國學院久我山が東京タイトルを奪還した。東京都のトーナメント戦で優勝したのは、全国大会で準優勝した2015年度選手権予選以来。現役選手たちにとっては國學院久我山に入学してから初となる東京タイトルだけに、ゲーム主将のFW山本航生(3年)は「やっと取れたという感じなので、凄い気持ち良くて、自分も嬉しい気持ちでいっぱいです」と素直に喜んでいた。

 難しい試合だったことは間違いない。それでも、國學院久我山の強さを示す決勝だった。試合開始直後に左FW山下貴之(3年)のドリブル突破から山本航が決定機を迎えたが、これを逸すると直後に東久留米総合が先制点を奪う。

 東久留米総合は相手の寄せの甘さを突いて左サイドから攻撃。そして、FW佐藤海翔(3年)が縦への仕掛けからクロスを入れると、ファーサイドでフリーのMF原圭佑(3年)が1タッチでゴールへ押し込んだ。優勝すれば2013年以来6年ぶりの東京タイトルとなる東久留米総合スタンドは大盛り上がり。その声にも支えられた都立校が粘り強く勝ち上がってきた力を決勝でも発揮する。

 ボールを握られる時間が増えたものの、中盤、前線に入ってくるボールに狙いを定めて鋭いアプローチ。先発起用されたMF岡田圭太(3年)が好守を連発していたほか、CB五賀駿也(2年)が最終ラインで健闘するなど好守の光る前半だった。

 一方、ボールを支配しながら縦パス、連係での崩しを狙う國學院久我山は、右のFW戸坂隼人(3年)と左の山下の強力ドリブラーコンビを多用。彼らが仕掛けからクロスまで持ち込んでいたが、東久留米総合はCB下田将太郎主将(3年)がラインコントロールしながらボールを跳ね返していく。そして、前半23分には國學院久我山CB保野友裕(3年)の決定的なヘッドをGK酒井真(3年)がビッグセーブ。MF柳田晃陽(3年)や岡田がセカンドボールによく絡んでいた東久留米総合は1-0とリードしたまま前半を終えることに成功した。

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