[関東大会予選]“千葉のドリブル軍団”中央学院がドリブルで決勝PK奪い、堅守も発揮。12年ぶりに関東大会進出!
ゲキサカ / 2019年5月11日 22時48分
[5.11 関東高校大会千葉県予選準決勝 中央学院高 1-0 暁星国際高 オリプリ]
“千葉のドリブル軍団”、関東切符獲得――。2019年度関東高校サッカー大会千葉県予選準決勝が行われ、中央学院高が暁星国際高に1-0で勝利。初の決勝進出と、第50回記念大会に千葉3位として出場した2007年度以来、12年ぶり2回目となる関東大会進出を決めた。中央学院は12日の決勝で専修大松戸高と対戦する。
序盤、中央学院はプレッシャーをいなして持ち出す左利きの長身CB松下開斗(3年)とCB西新太(3年)、MF大塚唯翔(3年)を中心に、相手を見ながらゆっくりとビルドアップ。対する暁星国際はボールを奪った勢いで前へ出て、左利きの大型CB国本玲央(3年)と右SB平間利樹(3年)の精度の高いフィードからFW乙黒太一郎(3年)らが裏を取りに行く。
ボールを保持する中央学院は前半18分、MF松田優人(3年)が右スローインからDF2人を鮮やかにかわしてラストパス。これは得点に結びつかなかったものの、24分に持ち味のドリブルから先制点を奪う。左SB小幡鷹人(3年)の左クロスが流れ、これをファーで収めたMF加藤政哉(3年)が後方の右SB藤本奎詩(3年)へパス。足下でボールを受けた藤本がダブルタッチで一気に中へ切れ込むと、DFにファウルを受けてPKを獲得した。
これをキッカーのFW加瀬諒(3年)が左足で決めて先制。この後、中央学院はドリブルでなかなか捕まらなかった10番FW古山颯雅(3年)や藤本、左MF村田達哉(2年)をはじめ、相手からボールを隠す、また前に入り込む動きの上手さを発揮する。加えてボールを失った後の奪い返しのスピード、強度もあり、攻守で主導権を握っていた。
だが、後半は暁星国際が決定機の数を増やす。ドリブル、パスの判断が悪い中央学院からMF林来知(2年)らがボールを奪った暁星国際は16分、左中間を抜け出した交代出場FW矢部優輝(3年)の左足シュートが右ポストを直撃。その後もPA付近の攻防戦で優位に立ち、MF佐藤優輝(3年)がチャンスを迎えるなど中央学院にプレッシャーをかけた。
28分には選手交代に伴い、長身CB桒田大誠(3年)を最前線へシフト。中央学院は凌ぐ展開となったが、慌てた様子は見られなかった。古山が「色々な大会とか出ても今年、後ろは頑張って守ってくれる。フィジカル的にも後ろはスピードもあって我慢できる。チーム全体としても後ろだけでなくて、プレスバックとかもできている」と話したように、今大会無失点の守備で1-0をキープする。
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