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[関東大会予選]「楽しく、伸び伸びと」サッカーをする専修大松戸、技術とアイディア表現して4発で関東進出!:千葉

ゲキサカ / 2019年5月12日 9時33分

関東大会進出を喜ぶ専修大松戸高イレブン

[5.11 関東高校大会千葉県予選準決勝 敬愛学園高 2-4 専修大松戸高 オリプリ]

 伸び伸びと技術、アイディアを表現する専大松戸が関東へ! 2019年度関東高校サッカー大会千葉県予選準決勝が11日に行われ、専修大松戸高がFW吉川秀斗(3年)の3得点などによって敬愛学園高に4-2で逆転勝ち。3年ぶりとなる関東大会出場を決めた。専大松戸は12日の決勝で中央学院高と戦う。

 専大松戸のゲームキャプテンを務めたCB中川豪(3年)は勝因について、「自分たちのチームは、本当にサッカーを楽しんで上手くなるだけなので、硬くならずにゴールを目指した結果かなと思います」と説明した。「やらされるサッカーは好きじゃない。ウチのサッカーは楽しみながら、伸び伸びやろうと」という野村太祐監督の下、純粋にサッカーを楽しむ、上手くなることを目指す専大松戸がボールゲームで技術とアイディアを発揮し、関東切符を手にした。

 互いにボールを大事に繋いで攻める両チーム。序盤の握り合いから、よりボールを支配し、ゴール前のシーンを増やしたのは専大松戸の方だった。吉川、FW武富弘樹(2年)、MF冨山滉太(3年)、MF山下昌大(2年)、MF都倉陸斗(3年)のアタッカー陣を中心に敵陣ゴール前の密集でも精度を表現。シュートの判断が遅れてチャンスを逸するシーンも多かったが、細かくボールを動かし、相手にプレッシャーをかけ続けていた。

 そして15分、専大松戸は敵陣左サイドでボールを奪うと、4人、5人とショートパスを繋ぎ、最後は冨山のスルーパスに反応した山下がGKをかわして左足で先制点を流し込んだ。

 対する敬愛学園は17分、左SB小関海輝(3年)の右CKをファーサイドのMF松山晃大(2年)が頭で合わせて同点に追いつく。敬愛学園はMF河田壮平(3年)や松山を中心に相手のマークをずらしながら前進。いずれも推進力のある右MF田仲幸大(2年)と左MF大久保奏汰(2年)の前方のスペースも活かした攻撃で逆転を目指した。

 そして後半5分、敬愛学園は左サイドから仕掛けると、最後はゴール前の混戦から交代出場の10番MF松井慎之助(3年)が右足シュートを右上隅に決めて2-1とする。だが、専大松戸は11分、敵陣で相手のミスパスをインターセプトした吉川が対応するDFを振り切り、左足ループシュートで同点ゴールを奪う。

 さらに12分にはMF小山蒼太(3年)が敵陣中央でインターセプト。吉川とのワンツーから小山が右足シュートを放つ。これはGKに阻まれたが、跳ね返りを吉川が右足ボレーでゴールに沈めて3-2とした。

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