帝京が桐生一に逆転勝ち!14年ぶり参戦のプリンスリーグ関東で暫定3位に浮上し、インハイ予選へ!
ゲキサカ / 2019年5月20日 15時12分
[5.18 高円宮杯プリンスリーグ関東第7節 桐生一高 1-2 帝京高 あずまサッカースタジアム]
逆転勝ちの帝京がインターハイ予選へ弾み! 18日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019関東第7節の桐生一高(群馬)対帝京高(東京)戦が行われ、帝京がDF石井隼太(3年)と交代出場MF宮下正太郎(3年)のゴールによって2-1で逆転勝ち。3勝3分1敗の帝京は暫定3位とし、桐生一は1勝2分4敗の暫定9位で中断期間に入ることになった。
帝京の日比威監督は「7試合の中で一番悪い試合だった。ウチは浮足立っていた」と振り返る。強風に悩まされたこともあって、前半は出足の良い桐生一に押し込まれる時間が短くなかった。立ち上がりから攻守に勢いのあった桐生一は序盤の4連続CKの後も、左利きのMF遠藤青空(3年)が絡んだ崩しでゴール前のシーンを増加。また、ファーストプレーから爆発的なスピードを見せていたU-17日本代表FW若月大和(3年)が、帝京のDFラインにプレッシャーをかけていた。
帝京は若月の馬力ある抜け出しを「裏に速い選手だったので裏に行かせないようにして、ボールを足下で受けたところでインターセプトしに行ったり、わざとボールに触らせて自分が身体入れて周りの選手にクリアさせたり、そういう対応をしていました」というDF鳥木秀音(3年)やDF柳大弥(3年)、MF宮崎海冬(2年)中心に対応。逆に19分、20分には持ち味の連動したパスワークと、左FKからそれぞれ決定的なシーンを作り返す。
だが、桐生一はGK塩澤玲央(3年)のファインセーブなどで凌ぐと31分、遠藤の右CKのこぼれ球をCB後藤真之介(3年)がダイビングヘッドで押し込んで先制した。さらに桐生一は後半開始直後、遠藤のスルーパスで右中間を抜け出した若月がGKをかわしてシュート。だが、これがポストを叩くと、後半から風上に立ち、システム変更した帝京が徐々に勢いを増す。
攻守に渡って献身的な動きを続けていたFW中瀬拓夢(3年)が相手の背後を強襲。また運動量の多い中盤の選手たちがセカンドボールを拾い、連続攻撃を繰り出した。桐生一は慌てずにボールをクリアしたり、繋いだりしていたが、帝京は14分に幸運なゴールで同点に追いつく。
DFラインから相手のプレッシャーを剥がしながらパスを繋いだ帝京は、宮崎が左の石井へ展開。石井の左足クロスはゴール方向に流れたが、これが風に乗り、GKの頭上を超える形でゴールに吸い込まれる。1-1。このゴールの後に昇格1年目のプリンスリーグで勝ち点を重ねる帝京と、なかなか結果が出ずに自信を掴みきれていない桐生一との“差”が出た。
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