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神村学園が「柔よく剛を制す」で出水中央を撃破、3連覇で全国一番乗り

ゲキサカ / 2019年5月25日 22時15分

 その後は、余裕の生まれた神村学園が主導権を掌握。出水中央は後半11分にDF増田涼(3年)がゴール前に送ったボールを相手GKがファンブルする場面があったが、思うようには反撃できなかった。試合終盤、神村学園は濱屋が右サイドの1対1を突破。クロスを途中出場のMF大迫魁士(3年)が押し込んで、ダメ押しの3点目をマーク。6試合すべてを完封で勝ち上がった神村学園が3-0の勝利で全国切符を獲得した。

 神村学園にとって、この試合は1月の新人戦の雪辱戦でもあった。新人戦では準決勝で出水中央にPK戦で敗れた。前半はリードしたが、後半に追いつかれ、勝利をさらわれた。右サイドの突破で見せ場を作った野辺は「新人戦で負けて、ここは絶対に落とせないと思っていた。ほっとした」と背負っていたプレッシャーからの解放に安堵の表情を浮かべた。

 神村学園は全体的に小柄で、先発11人に身長180cmに届く選手はいない。しかし、有村圭一郎監督の下で「相手の逆を取るサッカー」を追求。フィジカルに勝る相手も破り、県代表の切符を勝ち取った。決勝戦で先制点を決め、3点目をアシストした濱屋は「みんなで一丸となって全国制覇を目指す。応援して下さる方のためにも、しっかりと勝って恩返しをしたい」と全国大会にかける気持ちを語った。全国でも、柔よく剛を制すサッカーは注目される。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2019

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