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「新たな軸」大型CB濱本がVヘッド!昨年全国ベスト4の東山が桂を延長戦で振り切る:京都

ゲキサカ / 2019年5月26日 10時53分

 延長前半5分、東山は敵陣中央右寄りの位置からMF三谷遼馬(3年)がFKを蹴り込む。これを濱本が抜群の高さの打点からヘディングシュート。これが逆サイドのゴールネットを揺らして勝ち越し点となった。この後、東山は巧みに時間を使いながら逃げ切りへ。桂も甲元に決定的なクロスが入ったが、追いつくことはできず、東山が2連覇に王手をかけた。

 東山の福重良一監督は「新人戦よりは全然良くなっている」と語る。昨年は京都3冠を達成し、レギュラークラスでは中山と木下、見上が残ったが、彼らは軸というよりは枝葉の役割をしていた選手たち。新チームのスタートは苦しんだものの、4月に転校してきた大型CB濱本(鳥栖U-18出身)が加入して新たな軸に。チームとして形になってきている。

 中山は「去年と同じように堅い守備からカウンターとかそこでやっていきたいですし、去年は一人一人のレベルが物凄く高いという訳でなくて、一人一人の力が合わさってチーム一つになって毎試合毎試合安定した戦いができていた。そこの部分でいったら自分たちはまだまだチーム力も足りていないですし、試合によって波もあるのでそこを修正していけたらと思っています」と先輩たちのようにチーム力を高めることを誓った。

 全国出場権を獲得して少しでも多くの経験を積むことができるか。中山は京都橘との決勝へ向けて「新人戦で負けてしまったので、それの借りを返せるように次の試合、ここから準備して勝てるようにしたい」と力を込めた。最高の準備をして、今年もライバルを破って全国切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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