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先発抜擢組が活躍!積み重ねてきた粘り強さ、自信も発揮の北越が前回王者・新潟明訓撃破!:新潟

ゲキサカ / 2019年6月2日 7時37分

前半14分、北越高FW庄内碧が勝ち越しヘッド

[6.1 インターハイ新潟県予選準決勝 北越高 3-1 新潟明訓高 五十公野公園陸上競技場]

 北越が12年ぶりの全国出場に王手――。令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)新潟県予選準決勝が1日に行われ、12年ぶりの全国出場を目指す北越高が前回大会優勝の新潟明訓高に3-1で勝利。北越は2日の決勝で日本文理高と戦う。

 就任5年目の北越・荒瀬陽介監督は「今までだったら、最後崩れていた。粘る、やらせないは現在のウチの良さだと思う」と語っていた。インターハイ出場2回、選手権出場5回の北越は09年度の選手権出場を最後に全国から遠ざかり、近年は県決勝に進む前に惜敗することの連続。だが、昨年度の選手権予選で荒瀬監督就任から初めて県決勝まで勝ち上がった。

 判断しながら全員で攻めて、守って、ハードワークする部分とともに、粘り強く戦う部分の積み上げが一つの要因。また、荒瀬監督は「(以前は準決勝まで勝ち上がっても)自分たちのやり方ややってきたことを信じられないところがあったかもしれない。それが臆することなく、自信がついてきたと思う」と自信の部分の影響も口にしていた。この日、自信を持って戦った前半に先発抜擢組の活躍もあって3ゴール。後半は守勢へと一変したものの、着実に身に着けてきた粘り強く戦う部分を発揮した北越が凌ぎ切り、秋夏連続で県決勝へ勝ち上がった。

 前半10分、北越はMF浅野俊輔(3年)の展開から右サイドへ抜け出したMF加藤雅久(2年)が、エンドラインギリギリの位置で身体を投げ出してクロス。これを今大会初先発のFW五十嵐翔(3年)がダイビングヘッドで合わせて先制点を奪う。

 五十嵐は「普段は全然ベンチスタートとかなんで緊張もあったんですけれども、初めてスタメンだったので決めてやろうという気持ちがありました。いいボールを上げてくれたので気持ち込めて打とうと思った。(体ごとボールに行ったが)最後は気持ちかなと思って」とコメント。彼の「鳥肌立ちました」というゴールでスコアを動かした。



 新潟明訓は失点の3分後、MF藤田梢紘(3年)の右FKを180cmCB竹内豊(2年)が豪快なヘディングシュートでゴールに叩き込んで同点。だが、北越は失点直後に奪い返す。ショートパスを繋いで左サイドへ展開すると、2年生の長身ドリブラー・MF安藤颯士がDFのマークを外して右足でクロス。これを中央のFW庄内碧(3年)が、DFの頭上から頭で撃ち抜いてゴールを破った。

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