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相手GKが好守連発…3バック初採用の森保Jは初のスコアレスドロー

ゲキサカ / 2019年6月6日 14時20分

ゴール前でFW大迫勇也が競り合う

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 日本代表は5日、キリンチャレンジカップでトリニダード・トバゴ代表と対戦し、0-0で引き分けた。令和初戦となった森保ジャパンだが、令和初ゴールはお預けとなり、初のスコアレスドローに終わった。

 森保一監督就任後、A代表では初めて3バックを採用した。GKシュミット・ダニエル、センターバックは右からDF冨安健洋、DF昌子源、DF畠中槙之輔の3枚。中盤は右ウイングバックにDF酒井宏樹、左ウイングバックにDF長友佑都が入り、ゲームキャプテンのMF柴崎岳がMF守田英正とダブルボランチを組んだ。1トップはFW大迫勇也で、2シャドーにMF堂安律とMF中島翔哉。なお、GK川島永嗣、DF中山雄太、MF久保建英、FW岡崎慎司の4人がベンチ入りメンバーから外れ、前日4日に18歳の誕生日を迎えた久保のA代表デビューはお預けとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 日本は立ち上がりからボールを握る時間が続く。しかし、前半5分、中島の左足ミドルはGKがセーブ。同7分には中島の左クロスにファーサイドの堂安が頭で合わせたが、ゴール右に外れた。トリニダード・トバゴは前半21分、正面やや遠めの位置からDFアルビン・ジョーンズが右足で強烈な直接FKを狙うが、シュミットがセーブ。序盤はトリニダード・トバゴを攻めあぐねた日本も徐々に決定的な形をつくっていく。

 前半24分、右サイドでボールを持った堂安が背後を追い越していく酒井にパス。酒井のグラウンダーの折り返しにフリーの大迫が右足で合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。同28分には絶妙なタイミングで飛び出した堂安に柴崎からきれいな浮き球のパスが通るが、堂安の右足ダイレクトボレーは前に出てきたGKに至近距離で防がれた。

 日本が優勢のまま試合は進むが、なかなかゴールをこじ開けることができない。前半41分、ハーフウェーライン付近の左タッチライン際でボールをキープした中島が鋭いターンで相手をかわし、ドリブルで独走。PAわずか手前まで持ち込んだところでファウルでつぶされた。自らキッカーを務めた中島の右足キックは壁を越えるも、惜しくもクロスバーを直撃。前半アディショナルタイムの中島の右足ミドルもGKの好守に阻まれ、前半はスコアレスで折り返した。

 後半10分、トリニダード・トバゴはFWレビ・ガルシアがスピードに乗ったドリブルで昌子の前に体を入れ、フィニッシュまで持ち込むが、至近距離でシュミットがセーブ。日本は後半16分、最初のカードを切り、守田と酒井に代えてMF小林祐希とDF室屋成を投入した。同26分にも2選手を交代。堂安と中島の2シャドーに代わり、MF伊東純也とMF南野拓実が入った。

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