J史上最年少ハットに負けていられない。MF福井の1G2AなどでG大阪ユースがC大阪U-18に逆転勝ち
ゲキサカ / 2019年6月24日 18時16分
[6.23 高円宮プレミアリーグWEST第7節 G大阪ユース 4-2 C大阪U-18 OFA万博フットボールセンター]
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019WEST第7節が23日に行われ、首位のガンバ大阪ユース(大阪)と8位・セレッソ大阪U-18(大阪)による大阪ダービーは、4-2でG大阪が勝利した。
パナソニックスタジアム吹田で行われたJ3のG大阪U-23対鳥取戦で、G大阪の高校3年生FW塚元大がJリーグ史上最年少となる18歳でのハットトリックを達成。偉業達成に負けじとユースのチームメートも意地を見せた。
試合前に「ダービーは絶対に負けられない」と島田貴裕監督の檄を受けた。加えて、1時間早くスタートした隣の会場では塚元がプロ初ゴールとなる先制点をマークしたのも耳に入っていた。「ウォーミングアップしている時に大が決めたと聞いたので、自分もやらなアカンと思っていた」と話すFW大谷優斗(3年)を筆頭にいつも以上に気合が入っていたG大阪のイレブンだったが、立ち上がりからC大阪が仕掛けた前からのプレスに苦しんで見せ場を作れず、前半26分と41分にFW藤尾翔太(3年)にゴールを許した。
2点ビハインドで迎えた後半に入り、輝きを放ったのはMF福井和樹(3年)だ。ここまでプレミアで出場したのは、5試合で87分。塚元だけでなく、MF食野壮磨(3年)や川崎修平(3年)など6選手がU-23に合流したため掴んだ初スタメンのチャンスとあり、「(これまでスタメンの機会がなく)悔しかったので、絶対にチャンスを掴もうと思っていた。アピールには結果を残し続けるしかないので、絶対に点を決めようと思っていた」。前半は押し込まれる展開となり、「タイミングが来たら仕掛けよう」と思っていたもののボールが入る回数はごくわずか。だが、反撃に出た後半は見せ場が増加した。
後半8分と11分には相手エリアの右中間でボールを受けると、「良い所にいるのが見えていた」福井は対角にラストパスを送り、大谷、FW久保勇大(3年)のゴールを2連続でアシスト。MF中村仁郎(1年)の投入後は右サイドから左サイドへと移った。すると、34分には高い位置でのチームメートがボールを奪ったことを確認し、素早くゴール前に侵入。MF伊勢航(2年)からのボールをPA左で受けると、冷静にゴール右隅に決めた。
「良い感じでボールが獲れたので走ったら、ボールが来た。絶対に決めようと打ったら良いコースに飛んでいった」。そう福井が振り返る一撃で逆転に成功したG大阪は、44分にもFW唐山翔自(2年)がPKで加点し、4-2で勝利。塚元ら主力抜きでも十分に戦えることを示す試合結果となった。
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